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ここで完成したか【オリエンタルラジオ】

こんにちは、耕作です。

今回はオリエンタルラジオのPERFECT HUMANができた時の感想を話そうと思います。

①オリエンタルラジオとの出会い

僕がオリエンタルラジオを知ったのはエンタの神様です。武勇伝のネタですね。
藤森さんのハスキーボイスですぐ耳に慣れましたね。
と思っていたら、あれよあれよとレギュラー決まっていきましたね。
謎ですね。今だったらとにかくいろんな番組に呼んでいたのに、全てを飛び越えていきなりレギュラーって記憶しています。
第二のキングコングとして売り出そうとしたのですかね?それとも中田さんのビックマウスに乗ったからでしょうか?
めちゃくちゃ金かけて「十」ってDVD出してましたし、それもほとんど中田さんのビックマウスで作ったって言ってましたね。

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DVD見ましたけど、今と全く変わらないですね。
あっちゃんはあっちゃんだし、藤森は藤森って感じでした。
何かをしようとする中田さんにとにかく乗っかる藤森さんって感じでした。

②オリエンタルラジオの苦労の時期

その時期はアメトークの「エヴァ芸人」「勉強大好き芸人」とかであっちゃんのプレゼンがちょこちょこ光っていて、藤森さんはチャラ男キャラで存在感を放っていました。
確かその時期は仲もめちゃくちゃ悪くてラジオでガチ殴り合いが起きたらしいですね。
その時期は二人ともバラバラで一生そんな感じで活動していくんだろうなって思ってました。

藤森さんはチャラ男からいろんな仕事をもらっていたので、いつの間にか中田さんがじゃない方になっていました。

その考えをひっくり返されたのが、「しくじり先生」。今の中田さんのスタンスを形付けたといっても過言ではありません。

その時の中田さんは自分は天狗だったとプレゼンするところ(今も何も変わってないが)、藤森さんに物凄く嫉妬した事とか、全ての毒を吐き散らしていたのが印象でした。
その中で1番印象があったのが、藤森さんが昔は「あっちゃんカッコいい」その時は「君、かわうぃーね!」と今も昔も誰かを褒めているって言うセリフでした。
これを見て、オリエンタルラジオはコンビなんだなって感じました。

③PERFECT HUMANができた瞬間

PERFECT HUMANを初めて見たのが2015年末の「爆笑問題の検索ちゃん」の芸人ネタ祭り。
サンドイッチマンは哀川’ちょう’をやり、オードリーは若林がボケ倒し、ナイツは漫才中に全裸になり、ツッチーは後輩のネタを全力でやる様な普通のネタ番組ではやれない事をしている番組でした。

そこにオリエンタルラジオも出ていましたが、当時は全く期待していませんでした。
他の芸人はとにかくやりたいだけのネタをやっている印象でしたが、オリエンタルラジオはネタにEDMをかけたり、歌歌ったりと何かをしようと必死な印象でした。

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そういうのが何年か続いて、2015年末の検索ちゃんで、武勇伝のネタをやりました。
その時何の迷いも感じなかったので、このまま終わらないぞ、この後何か起きるぞって期待していました。
と思ったら、いきなり藤森さんが歌い出して、中田さんがサングラスして、ダンサーが乱入してきて、、、

オチをつけるわけでもなくただ全力でパフォーマンスをするという、とにかく圧巻でした。
ただただカッコ良かっただけなのに、めちゃくちゃ笑いました。
それに初めて見たのに、なんの違和感も感じなかったし、オリエンタルラジオらしいとも思ってました。

あっちゃんの誰にも媚びない、唯我独尊感を感じたし、中田を神格化させたパフォーマンス、藤森さんの歌唱力に加え、あっちゃんを持ち上げる歌詞。
武勇伝がもともとリズムネタであったので、それを洗練させると、マジ歌になるのか。
そういえば弟は世界一のダンサーだったとか。
その時はオリエンタルラジオの全てが一点に集約された感じがしました。

ただ全力で完璧なパフォーマンスするだけなのに面白いじゃないですか。

例えば、マジ歌選手権ならパフォーマンスは完璧だけど、いろいろフリをして回収しています。キャラとかストーリーとか作ったりして。
ネタをより良くする為にパフォーマンスを磨いている印象。

オリエンタルラジオは過去をフリにしているけど、基本的にパフォーマンスを完璧にする事を考えている感じがします。完璧を求めた先にも笑いがあったという印象です。

今は自分の可能性をひたすら追求している中田さんと、来るもの拒まずでもあっちゃんには一生着いていく藤森さんの芸風の完成形がパフォーマンスであり、それが感動でなく笑いにする事ができるのはお笑いとしても革命と思いました。

今回も読んで頂きありがとうございました。

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