マガジンのカバー画像

考察

20
運営しているクリエイター

#瞑想

「前の思い」と「今の思い」は「同じ思い」かについての考察

今の様子、事実、あるがまま。 そのまま手付かずであれば問題ない。 事実の中に迷いはない。…

なぜ意図を働かさざるを得ないと感じるのかについての考察②

感覚から入ってくる情報が、私の中にさまざまな知覚を引き起こす。 全ての観念はこれらの知覚…

なぜ意図を働かさざるを得ないと感じるのかについての考察

いまの様子、あるがまま、いまのままで良いなら禅や瞑想をする必要はないはず。 それでもここ…

自他の区別が生じる前はどのような状態であったか③

ミルクという対象と、ミルクの味という性質を、私の外にあるものとして切り離す(心の中で分別…

自他の区別が生じる前はどのような状態であったか②

赤ん坊は私という存在を知らない。 その様な状態でミルクを口に含む。 私はいなくても、味は…

自他の区別が生じる前はどのような状態であったか

生まれたばかりの赤ん坊に自他の区別はない。 いつの頃からか、自己を認めた瞬間から(物心つ…

瞑想難民とその弊害についての考察③

平気ではないのに平気と思い込む。 自分の本音に気付けず、他人に本音を言えなくなる。 なんとなく他人と距離を感じる(距離を置き始める)。 「大丈夫?」と聞かれると「大丈夫です」と答える。 (大丈夫ではない) 大丈夫ではない自分を他人に見られたくない。 ダメな奴だと思われたくない。 トラブルを抱えそう、若しくは抱えていても、助けて下さいと言えない。 (言うと)むしろ他人に迷惑をかけると感じる。 (自分が言われると迷惑に感じるから) 他人とのコミュニケーション、

瞑想難民とその弊害についての考察②

いつ死んでもいいという気持ちになるのが悟りだと思っていたが、”平気で生きる”という気持ち…

瞑想難民とその弊害についての考察

あるがまま、今の様子、(時間はなく)今だけ、とか、いろいろ言われている。 自分には分から…

はじめから何ら問題がないはずなのに、なぜ禅や瞑想をする必要があるのか

あるがままで問題ないはずなのに、そこから離れてしまうことで苦が生じる。 離れるということ…

禅や瞑想で人間関係の問題は解決するか

人間関係の悩みは、自分より劣っていると思う人、優れていると思う人に対して、自分本位で、行…

宗教やスピになぜ嵌り易いかの考察

ある情報が入っている限定された世界を「情報源」とすると、情報量(情報エントロピー)が大き…

瞑想難民と思考停止についての考察

瞑想難民と言う言葉をツイッターをやり始めて知った。 どういうものか、誰の言か、未だ良く分…

いま出来ないことは出来ない

禅や瞑想をする人にとって、苦しみから解放されたい、心の安らぎを得たい、という動機は一つあると思う。 会社(家族)の人間関係であったり、仕事に対する悩み、将来に対する不安であったり。 禅や瞑想というと、自身の心(そういった不安)と向き合って、観察することで、問題(トラブル)が解決する様な気がしてくる。 ただ、当然のことながら、変わるのは「私の受け止め方」であって、「問題(トラブル)そのもの」が存在するという「事実」が消えることはない(受け止め方が変わって問題が生じなくなる