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考察

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記事一覧

心(魂)はどこにあるか

本来の自分は次のようなものだとする。 ・何事にも限定されず、無限の拡がりを持っている ・…

意識を機械にアップロードできるか③

どの様な条件が揃えば意識が生じるだろうか。 条件が分かれば、それを満たす方法が見つかるか…

意識を機械にアップロードできるか②

意識を作り出したことによって、意識を解明したことにはならない。 生じさせることはできるだ…

意識を機械にアップロードできるか

ブログ(私≠思考)でやってた思考実験だけど、本当にやろうとしている人がいるとは思わなかっ…

「前の思い」と「今の思い」は「同じ思い」かについての考察②

動いているモノを見ているとき、見ている私は止まっている。 モノと同じ速さで動くとき、見て…

「前の思い」と「今の思い」は「同じ思い」かについての考察

今の様子、事実、あるがまま。 そのまま手付かずであれば問題ない。 事実の中に迷いはない。…

なぜ意図を働かさざるを得ないと感じるのかについての考察②

感覚から入ってくる情報が、私の中にさまざまな知覚を引き起こす。 全ての観念はこれらの知覚をもとに作られる。 知覚はあらゆる観念の根源的な素材と言える。 (それ以外の(抽象(複合)的なものを含む)観念は全て経験に帰する。) 知覚は外界の情報を感知するセンサーのような働きをする。 目が覚めている限り、意図する、しないに関わらず、あらゆる刺激に反応する。 そうして知覚された全ての情報を「私」が認識することはない。 視界の隅に映っている(はずの)対象を私は認識しない。

なぜ意図を働かさざるを得ないと感じるのかについての考察

いまの様子、あるがまま、いまのままで良いなら禅や瞑想をする必要はないはず。 それでもここ…

自他の区別が生じる前はどのような状態であったか③

ミルクという対象と、ミルクの味という性質を、私の外にあるものとして切り離す(心の中で分別…

自他の区別が生じる前はどのような状態であったか②

赤ん坊は私という存在を知らない。 その様な状態でミルクを口に含む。 私はいなくても、味は…

自他の区別が生じる前はどのような状態であったか

生まれたばかりの赤ん坊に自他の区別はない。 いつの頃からか、自己を認めた瞬間から(物心つ…

瞑想難民とその弊害についての考察③

平気ではないのに平気と思い込む。 自分の本音に気付けず、他人に本音を言えなくなる。 なん…

瞑想難民とその弊害についての考察②

いつ死んでもいいという気持ちになるのが悟りだと思っていたが、”平気で生きる”という気持ち…

瞑想難民とその弊害についての考察

あるがまま、今の様子、(時間はなく)今だけ、とか、いろいろ言われている。 自分には分からないから、と、どんなものかアレコレと想像する。 ありがちなのが(?)、今この瞬間に意識を集中するとか、今に留まろうとするとか。 集中という行為には(今に)向かって行く、留まろうとする行為には(今に)置かれていく、という動き、距離ができる。 放っておく、も方便にすぎない(放っておくという動きがある)。 で、どうすればいいんだとなるんだけど、だから何もしない。 何もしなくても、いろ