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愛すべきチャレンジャー

日頃からとても明るく、人を笑わせることが大好きな娘ですが、退院後に数回、「病気のない体で産まれたかった」「どうしてこんなことになったの?」と涙ながらに言われたことがずっと心に残っています。娘はきっと毎日そう思っているのでしょうが、堪えきれずに漏れたその数回の叫びに、自分は適切な返事をできたのかなぁ…と、何度も思い返しては考えています。ベストな回答は今も思い浮かばないのですが、いつも病気以外のアイデンティティを大切にしてほしいことを伝えています。


「健康に産まれても病気になって死ぬ人もいるし、事故で一生治らないケガをする人もたくさんいて、でも、そのこと自体がその人の人生の幸せか不幸かを決めるわけじゃないよ。それに今は治療法もたくさん研究されていて、生きてさえいれば、まだまだ可能性はあるから、それまではみんなで楽しく過ごして待ってみよう」


娘の将来を考えたとき、この子を助けてくれる人を増やしたい・容姿で謂れのない差別を受けたり苦しんだりしなくていいように、こういう子がいることを受け入れてくれる社会を用意しておいてあげたいと思ったことが理由です。

生老病死・・・お釈迦さまは四苦と言って 人間の根源的な苦しみだと言われた。

子どもの病気で痛みや死の覚悟を何度も何度も繰り返し味わうのは
本人もご両親もご家族みんな本当に苦しいことだと思います。

特に親からすると代わってやれず、見守ること。
その上で手探りのなかさまざまな決断を迫られること
つらいつらい現実があることでしょう。

それでもあえて伝えたい言霊があります。

生老病死は 喜び


とてもショックな言葉だと思います。

けれどどのような環境やタイミングで生まれるのかは自分で決めている。

この事を知ると自分の魂の成長のためのシナリオを決めて家族はチームとして
協力しあうことを約束していたこともわかるのです。

病気や障がいだけでなく 
敵対するのがわかっていてあえて親子や兄弟などなかなか斬れない縁のもと
生まれて和解できる生き方探すことが課題の人生もあります。

人と違うのはそれぞれ生まれる目的や課題が違うから

それでも同じ時代を選んだ共通目的持っている人たちもいる。

でも大きな約束事
生まれる瞬間にすべてを忘れてしまうこと。


成長と共に自分の奥底から疼きのようなものが自分の課題に導くひとすじの光


人より苦しみが多いと感じる方は、
大きな課題を乗り越えようと果敢な挑戦をしているのです。

でも信じてください。
自分が決めた課題です。
必ずやり遂げると決めてきたのです。
自分を信じることが力になります。


どんな難題でも乗り越えたら喜びにあふれます。

だから四苦八苦のすべて 

生老病死は 喜び   

みんな愛すべきチャレンジャーなのです❣️

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