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謙虚に学ぶ


同僚や先輩の中で、本当の生き方をしている人から謙虚に学ぶということです。

そして常に相談しては、 その人の指導助言を受けるようにするんです。


コップの中に古い水が入っていたら、ブドウ酒を注ぐわけにはいかんでしょう。

それらをあけてしまわなけりゃブドウ酒は注げない。

自分の心にある古いものを空けて心をからっぽにすることを「謙虚」というんです。


自分がこれまで持っていたものを捨てて、無にしてしまうんです。

それは人間は謙虚にならなければ、真理は学べないからです。


私がこの年齢になっても、まだ 日々学びつつあるのはそのお陰です。

それというのが、私くらいの年齢になりますと、自分より若い人から学ぶことが決定的に大切な心がけになるからです。

もっというと、私がかつて教えた人とか、また現在私の書物を読んだり、私の読書会に出てきているような人から、逆に学んでいるわけです。

ということは、それらの人々のやっている仕事から学ぶのです。


こうして人間もある年齢を過ぎたら、若い人から学ぶようにしないとだめになります。

若い人に学ぶようにならんと、もうその人の人生はとまるわけです。


『森信三 運命をひらく365の金言』致知出版社

あの人は素晴らしいと思った人の言葉は
素直に聴くことができるのに

なかなか聴く耳をもてない相手もいる

本当に素晴らしい言霊は
誰が言っても素晴らしいはずなのに

ちゃんと聴く耳をもたないと

誰が言っているかがとても重要になってくる

森信三さんはそれを『謙虚に学ぶ』と表現している

自分の方が年上だから とか
自分の方が上司だから とか
自分の方が経験者だから とか
自分の方が物知りだから とか
すでに知っていると過信したりだとか

物事を学ぶには とても邪魔なものですね

すでに知っていることでも
新たな発見や発想があるかもしれない
そんな好奇心旺盛な方々が学び続ける人なのかもしれない

どんなところにも
どんなタイミングにも
学ぶチャンスがある
それを無駄にするのは
自分自身の傲慢さであること忘れずに

私も謙虚に学びたいです

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