【Google Apps Script 通信 vol.2】土台になる知識をつけよう(コードの末尾文字・文字の種類・変数・ログ出力・コメントアウト)
こんばんは。きゅうりです。
実際のコードを書く前に、知っておいたら理解がスムーズになる
コードの末尾文字・文字の種類・変数・ログ出力・コメントアウトを見ていきましょう!
(個人的な理解なので、正しい知識を身に着けたい方はGoogle先生へGOしてください…笑)
コードの末尾文字とは
語彙力の無さが露呈しているのですが、
GASでは各コードの末尾に ;(コロン)を付けるのがルールのようです。
コード1;
コード2;
付けないとエラーになったり、スクリプトが上手く機能しない場合があるとか。
「そういうものなんだ」という理解で、今のところ私は不自由してません。
文字の種類について
いろいろあるのですが、現時点では文字列と数値の違いを知っていれば良いと思います。この2つは表記方法が異なります。
文字列:ダブルコーテーション("")囲むのがルール
数値:そのまま使ってOK
"1" + "2" = "11" //1は文字列として扱われるので、2つを横並びにくっつけた12になる
1 + 2 = 3 //1は数値として扱われるので、結果は合計の3になる
数値の中でも整数/小数など種類がありますが、必要に応じて都度習得していけば大丈夫です。
変数とは
コードに別の名前を付ける機能(またもや語彙力の無さがすごい)
GASでは下記のようにvarを使って変数を宣言します。
var 変数名 = 内容;
例えば下記の場合は
文字列:abcdefghijklmnopqrstuvwxyz に
名前:alphabet という名前を付与した、という意味になります。
var alphabet = "abcdefghijklmnopqrstuvwxyz";
変数を使用する目的ですが、同じコードや文字列を何度も使う場合に
いちいち記載する手間を省くこと、内容に変更があった際に1か所の更新で対応できるようにすること、などが挙げられます。
ログ出力とは
私はデータを確認する機能、だと理解しています。
例えば先ほどの変数宣言が上手く出来ているかを確認したいとき、
var alphabet = "abcdefghijklmnopqrstuvwxyz";
Logger.log(alphabet);
上記のスクリプトを実行して、表示>ログ または Ctrl + Enter で
ログを表示すると、alpabetの内容が出てきます。
文章だと少しわかりづらいので、動画を見てみて下さい。
ログの使い方ですが、私は作成したスクリプトが上手くいかないときなど
どこまでは上手くいっているのか、どこが意図通りになっていないのかを
確認するために使っています。
コメントアウトとは
スクリプトの中にコードとして機能しないコメントを記載することができます。
コードの先頭に//を付与するとコメントアウトされます。
下記の場合だと【// セルの範囲を指定】はコードではない、ただのコメントとして処理されます。
// セルの範囲を指定
var range = sheet.getRange('A1');
各コードが何をやっているのかなどコメントを残したいときに使える機能です。
ちなみに…コメントアウトしたい行にカーソルを置いて、Ctrl + / でコメントアウトできます!
おつかれさまでした!
ここまで来れば、GASを開発する基礎はばっちりです。
次回は実際に、Googleスプレッドシートファイルを複製するコードを書いていきましょう!
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