残り野菜でいちょうのお寿司
秋が来た、と言い切れない日が続いていたけれど、
気づけば銀杏並木は色付きはじめ、
ところによってはまるで黄色い炎が立ちのぼるように美しい眺めを楽しませてくれるようになりました。
落葉樹は自分の身を守るために葉を落としてしまうけれど、
その、いらなくなったはずの葉が こんなにも美しいのは、どうしてなんでしょうね。
さて、今夜のごはん作りです。
仕事で煮物用の切れ端野菜ばかりが余ることが多いので、
同じく白和え用で残った厚揚げの皮とこの野菜を
干ししいたけの出汁と醤油みりんでさっと煮ました。
この煮物を刻んだら、銀杏の素揚げと一緒にし、
いちょうのお寿司に。
魚介類も入らないので、筑前煮など、煮物の残りでもおいしいです。
この日は薄焼き卵ではなく、お弁当の厚焼き卵をスライスして抜いたいちょう卵を散らしました。
乾物の煮物でも、漬物でも、干物でも。
すし飯と合わさると、
そのものの味が、意外な風味に変化して新しくなるのが、混ぜ寿司の面白さ。
残り物や、常備菜、瓶詰めなどだけでなんとかしてばかりもいられませんが、
始末な暮らしができると、気持ちもすっきりして嬉しくなります。
普段、無駄なこともたくさんしてしまっているからでしょうね。
少し話は変わりますが、
ご飯繋がりの話をもう一つ。
今年初めて、縁あってこちらをお手伝いすることになりました。
SNSでおにぎりの画像や、おにぎりポーズなどを
#OnigiriAction というハッシュタグをつけて投稿すると、
途上国の子供達へ、協賛企業から給食が届く取り組みで、今年で9年目になるそうです。
11/17までなので、あと一月足らずですが、
毎日せっせとおにぎりを作っています。
お寿司もそうですが、おにぎりも作り続けるとまた面白いもので、続けるうちに、思い出もたくさん浮かんでくるようになりました。
あらためて、わたしはごはんなしではいられないな、日本人なのだなあと思います。
一回投稿すると5食の給食になるそうです。
コンビニや冷凍焼きおにぎりでも、なんでもかまいません。
よかったらご協力ください🙏
#note #料理 #おにぎり #OnigiriAction #おにぎりアクション2023
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