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言葉にするには難しいですが。

一緒の働いている方が今年度退職される、今家の整理をされているらしく
「スピーカーを捨てようと思っているけど、いる?」と言われ、もらってきました。
デンオン(DENON)今はデノンと呼ぶらしいですがSC-R55というスピーカーです。

オーディオブーム80年代の頃、自分が小学生~中学生の頃、システムコンポか、ラジカセ、レコードプレーヤーが付けられスピーカーが別体又は別体風コンポ型のラジカセを持っている同級生が多く、親にねだって買ってもらったのは東芝のスピーカーが片側しかないラジカセだった。
 小学5年の頃甲府の南側に住宅が増えていって、山梨市から引っ越してきたのですが、同時期の転校生も多く東京からの転勤族「イイヅカ君?」の家の居間でシステムコンポから流れるレコードを聴いたことに衝撃を受けたことがきっかけだと思っています。
「ずっと聴いていたい」
シングル盤で、松任谷由実の「守ってあげたい」オフコースの「さよなら」と「言葉にできない」 何回も聴きたがるので、嫌がられてたかも。 

 「イイヅカ君?」とはその後も映画を一緒に見に行ったり、雑誌ロードショーとスクリーンを毎月買っていたので読ませてもらったり、ミルクシェイクの作り方を教えてもらったり、初めてのマックのシェイクとポテトをご馳走になったり、「凄いやつだ!」と師匠格まではいかないが尊敬してた気がします。
それから、「レコードがしっかり聴けるオーディオが欲しい!」となって
今も当時の自分とたいして変わらない行動をとってしまう気がします。

たまに読み返してしまいます。
当時の雑誌は情報量が多いです。


結局オーディオと呼べるものを手にいれたのは、中学2年の2月頃でした。
中古のオーディオ専門店にお金もないのに何回か行っているうちに店長さんに話しかけられて2万5千円で、
レコードをキチンと聞けるアンプ、スピーカー、レコードプレーヤーを購入しました。たぶんお値打ち価格にしてくれたと思います。
サンスイのアンプAU-D507、テクニクスのプレーヤー、トリオのシスコンについている大き目なスピーカー、家に持って帰る術を持ってなかったので、知り合いの大学生に車で運んでもらいました。

Xではなかったですが

音は振動で伝わって来るもので・・・・・
当時の4畳半の部屋の中に机や本棚や色んなものが置いてある中で、
音を鳴らすと違う感覚の空間に変わる感じがする事があり、
(心地よい・・・・?)
今でもそれを味わおうとしています。

「レコード聴くの?音悪いじゃん」とか言われたりするので、あまり周りとは話のネタにはできなかったのですが、
やっぱりレコードが良いのです。(CDとレコードの使用率は半々ですが)

最近のイギリスやアメリカではレコードとCDの売り上げが同じか、逆転しはじめているようで、レコードプレーヤーもそれなりの安い価格帯でも選択できる位発売されています。
新譜も数量限定でレコードが発売してるようで、すぐ完売するとCDショップの友人も言っていました。

バチバチとどうしても音が出るし、ほこりやカビが溝につくのでその処理もあるし、針圧もレコード盤によって少し変えないと良い音が出ないし、
色々めんどくさいのですが何故か35年位たまにハマる時があるのです。

言葉にするのが難しいのですが
 「オッ !」
と感じる事がレコードの音が多い気がします。

(もちろんCDやデジタル音源の方がいい音ですよね)

もらったスピーカーは左のツイーターが高音全開でトーンスイッチを入れると多少暴れる感じはしますが、概ね良好で全域で素直で良い音がします。

ハードオフで静電気防止レコードスプレーを買いに行きました。
ついでにジャンク100円のレコードを買ってきました。

オフコースのOVER、盤面の状態も良く、音も良いです。

noteを書きながら、2回目の「言葉にできない」を聴いてます。

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