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新しくて綺麗!ハノイ・ノイバイ国際空港での過ごし方

コロナ禍の終息が近づき、最近は比較的自由に日越間を往来できるようになりました。
ハノイから日本へ帰国の際、ベトナム最後の滞在となるのがノイバイ国際空港です。
そこで今回は、日本からハノイへ出張予定の人向けに、ノイバイ国際空港での過ごし方を紹介します。

ノイバイ国際空港とは

日系企業のベトナム進出に伴い、近年多くの日本人が日本とベトナムを行き来するようになりました。

ハノイの空の玄関口であるノイバイ国際空港は、サイゴンのタンソンニャット国際空港と双璧を成し、ベトナムを代表する国際空港です。
このノイバイ空港の国際線ターミナルに該当する第2ターミナルは、なんと日本政府のODAにより大成建設が建設を請け負いました。

2015年に完成した新しい空港のため、サイゴンのタンソンニャット国際空港よりも清潔感もあり綺麗です。
空港内には日本の免税点であるJALUXなど、所々に日本ブランドを垣間見ることができます。以前日本帰国時にノイバイ空港の免税店にて、賞味期限間近にて格安で売られていたROYCEポテトチップチョコレートを爆買いした記憶が蘇ります。

ランドサイド

出発ロビーは空港の三階に位置します。
間違えて国内線ターミナルに行ってしまう人も多いため、Grabタクシーやバスで市内から空港に向かう際、国際線ターミナルの出発ゲートということを明確に伝えることで行き先の間違えを避けることができます。(流しのタクシーはぼったくりの被害も多いためあまりおすすめしません。)

搭乗予定の便を電光掲示板で確認しましょう。
この日はそこまで混雑していませんでしたが、コロナ流行時に比べると大分賑やかさを取り戻してきた印象です。

2022年9月時点でのノイバイ空港発着の日本便は以下の通りです。
・JL752(日本航空 / JAL)23:20 ハノイ→成田
・NH893(全日本空輸 / ANA)23:35 ハノイ→成田
・QH412(Bamboo Airways)23:50 ハノイ→成田
・VN310(ベトナム航空)00:20 ハノイ→成田
・VN330(ベトナム航空)00:20 ハノイ→関空
・VN346(ベトナム航空)00:25 ハノイ→セントレア
・VJ932(VietJet Air)00:30 ハノイ→成田
・VJ938(VietJet Air)01:20 ハノイ→関空

また、この日の電光掲示板には表示がありませんが、ベトジェットがハノイ↔福岡、ハノイ↔名古屋にてフライトを飛ばしています。 
・VJ958(VietJet Air)01:50 ハノイ→福岡(火木土)
・VJ958(VietJet Air)01:05 ハノイ→セントレア(月水金日)

ハノイオフィスの社員から「こんなに日本便が多いなら朝やお昼出発の便も増やしてほしい」と要望がありましたが、確かに現在は全てのフライトが深夜発です。個人的に深夜便は機内が比較的静かなので嫌いではありませんが、人によってスケジュールも様々なので、もう少しフライト時刻のバラエティを増やしてほしいものですね。

出発ロビー内には両替所もあるため、当分ベトナムに渡航する予定のない人は、余ったベトナムドンを日本円や米ドルに両替することをおすすめします。マイナー通貨であるベトナムドンは、日本国内では取り扱いが少なくレートも非常に悪いため、基本的にはベトナム国内で両替しておくのがよいでしょう。

出国ゲート手前には日本でもお馴染みのバーガーキングもあります。
搭乗時刻まで時間のある人は、出発ロビー内のバーガーキングやカフェでベトナム最後の滞在を楽しむのはいかがでしょうか。因みにバーガーキングは制限エリア内にもう一店舗あるので、出国手続き前にハンバーガーを食べ忘れても心配いりません。

エアサイド

出国手続きを終え、制限エリア内での過ごし方を紹介します。

ノイバイ国際空港の搭乗口付近には、チャージングステーションという充電スポットが多々あります。日本のプラグにも対応しており変換アダプタは必要なく、ベトナムは220Vと高電圧のため、あっという間にフル充電されて非常に便利です

また、Free Wi-Fiもビュンビュン飛んでいるため、ベトジェットなど機内コンテンツが期待できないLCCに搭乗する人は、Netflixで事前に映画をダウンロードしておきましょう。

もちろん制限エリア内にもバーガーキングなどの飲食店やカフェが数多くありますので、余ったベトナムドンをここで消費するのもよいでしょう。私は余ったベトナムドンで、ギリギリ購入可能なクリスピークリームドーナツを一つ買いました。

ノイバイ国際空港の制限エリア内には航空会社ラウンジやクレジットカードラウンジも数多くあります。
その中でもSong Hong Business Loungeは、ベトジェットなどLCC搭乗時でも入室可能な、気軽に利用できるラウンジです。
特にLCC機内では飲料や機内食が有料のため、ラウンジで事前に食べておけばお金の節約にもなります。

ラウンジ内は堅苦しい雰囲気はなく、カフェのような居心地の良い空間となっています。

生春巻きやフォーなどしっかり食べられる食事はもちろん、デザートや飲み物も豊富に揃っているため、どなたでも何かしら食べられるものはあるでしょう。

飲み物も水やジュースのみならずビールなどの酒類もあるため、ほろ酔い状態で搭乗して機内で爆睡、起きたらもう日本なんてことも可能です。ただ飲酒後にラウンジで爆睡して飛行機に乗り遅れることがないよう注意が必要です。

まとめ

ノイバイ国際空港の国際線ターミナルは、2015年に完成した比較的新しいターミナルということもあり清潔感に溢れ、日本人にとっても快適に利用できる空港です。

日本からベトナムに出張予定の人は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

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