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2020年10月の記事一覧
相性100パーセントというお守り
「飲むよ、飲むよ!」
泡と琥珀色のビールを割合をきっちり3:7に注ぎきって、満足げな顔で夫がこちらを向いた。
「え、もう先に飲んじゃったよ……」
口についた泡を手の甲で拭って、返事する。
だって、待てないんだもん。
「はぁ?! もう!」
一瞬、ふてくされた顔をした夫が、ビールをグイっとあおる。
私も2口目を飲む。
「はー! 最高!」
半分空いたコップをドンと同時にテーブルに置いた。
校舎の4階の
家が一番好きな理由(noteの片隅で愛を叫ぶ)
空気のような存在
配偶者やパートナーの存在をこう表現するとき、だいたい、いい意味ではない。
ときめきが薄れたとか、魅力がなくなったとかいうニュアンスが含まれがち。
話はそれるが、旅行がちょっと苦手だ。
修学旅行も家族旅行も気の合う友達との旅行も、行けば楽しい。けど、心のどこかで、「早く家に帰りたい」と思っている。
知らないことを知ることは好きだ。
誰かの紀行文を読むのも、ガイドブックや旅行雑誌