積んでいる作品・読みたい作品・読み返したい作品

・はじめに
 私事で恐縮ですが、うちにある小説の多くは未読で(読んだ作品は、よほど手元に置いておきたいと思わないかぎり整理してしまいます)、その中から特に読みたい作品やシリーズをあげていきたいと思います。

・スティーヴン・グリーンリーフ ジョン・タナー・シリーズ
 一作目を読んだ限りだと、「ネオ・ハードボイルド」の中でも、正統派に近い作風です。これからさらに面白くなっていくそうなので楽しみです。

・カーター・ブラウン作品
 ポケミスで昔たくさん出ていた軽ハードボイルド。何作か読みましたが、軽く読めて軽く楽しめます。田中小実昌訳がとてもあっていると思います。

・ロバート・キャンベル(≠学者)作品
 こちらもハードボイルド系。軽妙な犯罪小説『鮫とジュース』が傑作でしたので、色々読んでいきたいです(ジミー・フラナリー・シリーズは既読です)。

・今野緒雪『マリア様がみてる』シリーズ
 マリみて、とても好きなので、また読み返したいです。先代薔薇様方の卒業のところも素晴らしい。でも私の推しキャラクターは二条乃梨子さんです。

・雪乃紗衣『彩雲国物語』シリーズ
 秀麗が頑張るところが素敵です。思い入れの深い作品なので、また読み返したいです。

・稲見一良作品
 恥ずかしながら、『ダック・コール』すら未読です。積んではあるので、早めに読みたいと思います。

・ディック・フランシス作品
 飛び飛びで読んでいて、どれを読んでどれを読んでないかあまり把握していませんが(タイトルが全部漢字二文字ですからね)、味わい深いのはわかっているので早めに読みたいです。

・ジェレマイア・ヒーリイ ジョン・カディ・シリーズ
 実は一作目しか読んでいません。傑作があることはわかっているので、ハードボイルド作品に強くなるためにも、読んでいきたいと思います。

・デニス・レヘイン パトリック&アンジー・シリーズ
 シリーズ中の大傑作、『愛しき者はすべて去りゆく』はここ数年、年に一度読み返しています。訳者の鎌田三平さんは、レヘインとランズデールを交互に訳して精神の均衡を保っていたとか……。

・森茉莉作品
 森茉莉のエッセイは大好きなのですが、小説の方は、実は読んでいません。独特の風味がすることは間違いないので、読んでいきたいです。

・尾崎翠作品
 最近、ちくま文庫の『尾崎翠集成』を買いました。『第七官界彷徨』を読んで、とても面白かったので、いろいろ読んでいきたいです。

・ジェイムズ・M・ケイン作品
 『郵便配達は二度ベルを鳴らす』以外未読です。僕にとって面白いであろうことはわかっているので、楽しみにしています。

・『ニューヨーカー短篇集』Ⅰ~Ⅲ
 都会小説のアンソロジーといえばこれ。実は未読です。本当にたくさん短篇が収録されているので、ワクワクしますね。

・ローレンス・ブロック 泥棒バーニイ・シリーズ
 シリーズ作品のそれぞれの構成はどれも同じなのですが、「大人の会話」の妙というか、洒脱な会話がたまりません。一応本格ミステリっぽくはなっているので、そこも魅力だと思います。

・石沢英太郎作品
 いくつか読みましたが、ミステリとしてよくできていて面白かった記憶があるので、他の積んでいる作品も読みたいです。作家の野阿梓さんのお父さん、ということを恥ずかしながらこの前初めて知りました。

・ジョゼ・ジョバンニ作品
 結構読んだ気がしますが、覚えていないものも多いので読み返したいです。岡村孝一訳のジョバンニは本当に名訳だと思います。

備忘録・雑記でした。お目汚しすみません。

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