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あがり症と共存してみた④

まず、あがり症の私がお伝えしたいのが、
あがり症の震えは治療薬である程度制御できるということ。

あがり症を努力根性で克服を目指すより、
まずはうまく共存していってもいいのでは?と思っています。

もし、これまで失敗の連続で心に深いダメージを負って、人前での発表前に予期不安(また同じ失敗を繰り返したらどうしようと考えが囚われてしまう状態)に苛まれている方がいたら、特におすすめしたいです。

無理に頑張る必要、ないんじゃないでしょうか?
最初からスピーチや発声練習をするより、まずは震えを抑えて、それから高みを目指したい人は改善していけば良いと思います。

まずは、震えないこと。
ここに重点を置くと、後が楽になるかと思います。

ちなみに、βブロッカーは先程③にも軽く書きましたが、現在は個人輸入禁止となってしまったため、
薬が必要な場合は病院での処方が必要となります。
また、喘息などの方はβブロッカーは禁止されているそうです。
(
もし、喘息もちのあがり症の方が見ていたら、お力になれずごめんなさい。)

治療先として、病院を選ぶ時は以外3種類から選ぶのがよろしいかと。

①脳神経内科、脳神経外科
→HP等に本態性振戦や書痙について書かれていれば、適切な薬を処方してもらえるかも。その他、パーキンソン病など震えが関係する病気の可能性も考え、他の身体的なチェックもしていただけます。

➁心療内科、精神科
→SSRIの処方のみの可能あり。βブロッカーは処方されないことも多いと聞きますので、
行ってみないと分からないかも。

③自由診療の医院
→あがり症、ふるえに特化してβブロッカーを処方する医院も複数あります。だだし、保険外診療なので高額になります。

私は、①と③に通ったことがあります。
どちらも東京都内です。
②は、βブロッカーがもらえない可能性があり、かつ心療内科受診後はしばらく保険に入れないなど、問題点があったので私は行きませんでした。

もし、いっぱい練習して、辛くて、でも克服出来ない方がいたら、
それって単に、他の人より震えやすい体質なのかもしれないのですよ?
無理せずに病院を探して、治療薬貰ってきてほしいです。

世の中、頑張っても結果が出ないことなんて沢山ありますよね。
昔あがり症だったけど今はスピーチ講師してます!みたいな成功例は、全ての人に当てはまるわけじゃない。

もちろん、βブロッカーも全ての人に効くわけではないのだけど、精神面や行動療法より効けば即効性がありますから、
私としては、まず試してみるべきだと思っています。

この後は、あがり症にまつわる雑記的なものになります。

どこかであがり症で苦しんでいる人が
少しでも減って、日々気楽〜に過ごせますようお祈りしています!


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