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大企業からスタートアップ「ベルフェイス」に転職して1年が経ったので振り返ってみた!

3つの「変(化)」から転職後の1年を振り返る

こんにちわ、約1年ぶりにnoteを書きますベルフェイスの岩下と申します!
※私のTwitterアカウントはこちら
 ・最近急成長らしいベルフェイスってどんな会社?今どんな状況なの?
 ・大手からスタートアップへの転職ってどうなの?
 あたりに感心がある方向けの内容は今回はなるかなと思います。

ちなみに、このnoteを書こうと思ったのは、タイトルの通り、大企業(大手SIer)からスタートアップ(ベルフェイス)に転職して1年が経ち、その振り返りをアウトプットしたいなという思いと、GWをだらだら過ごしすぎているので、何か1つはアウトプットしなければという焦りからです(汗

だらだらと1年を振り返っても、誰の何の参考にもなりませんので、世間を騒がせている3つの「密」に対して、こちらは3つの「変(化)」というテーマで絞って書いて参りたいと思います。

キャリアの変化

結論:カスタマーサクセス経験で営業というキャリアに深みが増しました。
私のベルフェイス入社までの経歴を簡単に記載しておくと、、、
 ①大企業向けERPソフトの新規開拓営業
 ②大手SIerのアカウント営業
と、基本的に営業でした、その状況で、
 ・大企業にいても安定しているとは言えない時代の予感
 ・営業からのキャリアチェンジに興味あり
 ・成長途上のスタートアップで自分のキャリアとスキルを伸ばしたい
ざっくりですが、この辺の気持ちをもって転職活動に取り組み、
最終的にベルフェイスでカスタマーサクセスになることを決めました。
(この辺の経緯も需要があるなら、いつか詳しく書きたいですね・・・)

そして、ベルフェイスに入社後ですが、端的に言うとこんな感じ、
 オンボーディング担当
  ↓
 アップセル・クロスセル担当
  ↓
 エンタープライズ企業担当
  ↓
 【現在】エンタープライズ企業のアカウントエグゼクティブ
 (弊社ではエンタープライズ企業への営業&CSの両方をやります)
会社の変化に合わせて組織も目まぐるしく変わる中で、カスタマーサクセスという一言に含まれる様々な役割を経験することができました。
そして、最終的に営業に戻ってきました(カスタマーサクセスもやるよ!)今、振り返って思うのは、営業の経験はカスタマーサクセスに活きるし、カスタマーサクセスの経験をすることが営業スキルにも活きるということ。

個人的に営業の経験でCSに活きたのは提案力です。
SaaSのサブスクリプションモデルの場合、現状維持では実はちょっとずつお客様の満足度は落ちていきます。それを落とさずに上げる方法はもちろんたくさんありますが、その1つが提案することです。ほんの少しの改善や追加機能の紹介、事例、なんでもいい提案をする中でお客様とコミュニケーションを取ることがハイタッチにおいてとても重要でした。

そして、CSの経験で営業に活きているのはお客様の解像度の向上です。
SaaSのサブスクリプションモデルの場合、売って終わりではありません。お客様に継続利用いただくことで初めて利益に繋がります。その役に立つのが、いかにお客様を知っているのか、解像度を高く持つことです。解像度が高いと、例えば、お客様と話したときに顧客の課題をより具体的にイメージできます。また、製品のメリットだけでなく活用シーンに踏み込んだ提案ができます。この部分が甘いと結局受注してもすぐにチャーンに繋がり、結局お互いに不幸になるだけです。それを防ぐ意味でも非常に重要なのです。

というわけで結論に戻りますが、営業からキャリアチェンジしたいという人も、営業のキャリアの深みをより増したいという人にも、カスタマーサクセスというのは1つの選択肢に間違いなくなります

私は自信を持ってカスタマーサクセス経験を経て、今のアカウントエグゼクティブになったキャリアを業務経歴書に記し、評価査定に出しました。
 ※ベルフェイスの評価制度は独自です、こちらの記事を参考に!
詳しくは記事を読んでいただくとして、弊社の評価は端的にいうと、客観的な市場評価がベースになります。そのため、職歴経歴書を毎年リライトして外部のエージェント会社に出して、査定をしてもらいます。
最終的な評価結果はまだ出てませんが、それなりに良い感触でしたので、
自分のこの1年がキャリアアップに繋がってることを目に見えて確認できて、非常に安心しています。
というわけで、営業からCSに転職、そしてCS経験を積み、最終的には営業&CSをするアカウントエグゼクティブにと、キャリアの変化の1年でした。

会社の変化

結論:急成長しましたが、それでもスタートアップです。改善、成長、チャレンジの余地があちこちに!!今こそ、大企業での経験が活きるとき。
私が転職したときは従業員数は確か60名程度でした。最近ちょっと伸びてきたスタートアップ企業って感じの規模感だな~って思ったのを覚えてます。
それが今は3倍の約220名です!3倍ですよ、3倍、急成長といえるでしょう。

大企業からスタートアップに転職を考える人が悩むポイントの1つは環境の大きな変化に適応できるかではないでしょうか。
スタートアップは当たり前ですが、大企業の当たり前がありません。
入社研修や評価、福利厚生、就業規則、社内ポータル、経費ルール、大企業から転職すると当たり前だと思っていたものの多くが当たり前でなかったことに気づくと思います。さらに上記した制度も固まったと思ったら、翌週には変わる、こんなことがスタートアップの当たり前なのです。

こうしたスタートアップの当たり前に対して、ポジティブに「改善の余地、社内提案のチャンス!」や「決まってないということは裁量が広い!」等という風に捉えることができるかが大事です。それが難しいなら、正直スタートアップに転職せずに、今のキャリアを伸ばした方がいいでしょう。

別にスタートアップも中小企業も大企業も全て選択肢でしかなくそれぞれに特性が違うだけです、その特性に対する向き不向きというだけの話です。大企業だからとかスタートアップだからとか関係なく、成長する人はしますし、できない人はできないです。ただ、環境を変えることがポジティブに作用する人はもちろんたくさんいると思います。なので、お伝えしたいのは何を求めて大企業からスタートアップにいくのかを突き詰めて考えようということです。
私の場合は、上記したような、CSへのキャリアチェンジや、これから来るであろう変化の時代に耐えられるキャリアやスキルの獲得が目的でした。
それからすると、スタートアップの整ってない状況というのは、社内プレゼンスを上げたり、将来面接で前職ではこんな社内改善しましたと言えるようになったり、活躍次第で新しいポジションやプロジェクトのチャンスある、などなど、チャンスでしかないです。安易に、スタートアップ楽しそうとか自由なのが好きとか、そういうことではなく、自分のキャリアや転職の目的にスタートアップという環境が合っているかどうかで考えましょう。

とはいえ、実際には私も最初は戸惑いました(汗
元々、メガベンチャーにいたとはいえ、大企業を経ていたことで、そんなことないと思ってましたが、思考やジャッジのスピードが正直けっこう落ちてました。その分、リスク回避力や社内交渉力はあがっていたはずですが、それは求められていなかった、これも会社毎のスタイルの違いです。
最初の数ヶ月間はスタートアップのスピード感に全力で適応させる、そしてそこから更にハイスピードを目指すということが私の場合は課題でした。これは大企業からスタートアップへ転職する方の多くが最初躓きやすいポイントだと思います。
言葉にするといまさら当たり前のことをなるかもですが、例えば、100点満点を目指すのではなく粗々の60点でいいのでアウトプットすることを心がける、仕事の指示を待つのではなく取りに行くなどです。冗談ではなく、そういう新卒に語って聞かすような初歩的なポイントから0ベースで自分の思考や仕事のスタイルを見直した方がいいです。恥ずかしいと思わず、例えば、歴の長い歳の若いメンバーの話に耳を傾け相談しましょう、前職との感覚のズレについて発信しましょう、周りのメンバーが必ず助けてくれます。特に前職との感覚のズレは前職の方が合っていることだってあります。そういうときは、前述した社内改善の提案にも繋がるので一石二鳥です。

あと、こういうことを書くと、ベルフェイスはもう急成長したので、スタートアップとはいえそれなりに整ってるだろうと思う方もいるかと思います。
明言します、1年前よりは整ってますが、まだまだ改善の余地はびっくりするくらいあります!!むしろ、人数が200名を超えたことで、ここからはスタートアップの当たり前が通用しなくなり、文化の定着や組織化などなど、会社が大きくなったことによる課題が山程出てくるでしょう。そこで活躍できる可能性があるのが大企業経験者だと私は思ってます。大企業のカルチャーの定着手法や効率的な研修、組織体系などを経験していきているのですから、社内に改善提案できるノウハウを実はたくさん持っているはずなのです。会社にはそういった前職のノウハウを提供し、自身は会社の変化の経験、社内改善や改革の経験など、スタートアップならではのキャリアを積むことができる、お互いの希望がマッチした良い関係性だと思いませんか。

また、もちろん別に大企業経験者に限った話ではないです、組織が大きくなれば、それだけ新しい部署やチーム、事業、役割、色々と生まれます。スタートアップで連想されるこういった経験をする余地はまだまだありますし、初期のスタートアップと違って、ある程度の知名度や予算を使って新しいチャレンジを仕掛けることができます。これが初期のスタートアップに比べて、急成長中のスタートアップを選ぶ魅力の1つとも言えるでしょう。

ここで結論に戻りますが、急成長しましたがスタートアップです。改善、成長、チャレンジの余地はあちこちに落ちてます。
ということで、少しでも興味を持った方、ぜひご応募ください。ベルフェイスは2020年5月現在、積極採用中です。いきなり応募はということであれば、気軽にTwitterにDMください!ぜひ、一度お話しましょう。
それでは、ベルフェイスの採用ページはこちらから

世の中の変化

結論:1年前には思ってもいなかった状況。今後もネガティブ、ポジティブ、両方様々な変化があるはず。変化に適応できる人間に私はなりたい。
1年前に今の状況を予想できた人がいるでしょうか。
コロナ禍により、
 ・在宅勤務、リモートワークする人が急増
 ・Web会議システムやオンライン化への関心も広がる
 ・通常どおりの経済活動ができずに、危機に陥る企業も、、、
 ・飲食店はテイクアウトへの転換を余儀なくされる
などなど、予想だにできなかった事態です。
こんなことが、1年の間に起こるのです。これからも、ネガティブなもの、またポジティブなものも、様々な変化が起こるでしょう。
私はその変化に流されるのではなく、その変化の中で自分の選択を行うことができる、変化に適応できる人間になりたい、今はそう思っています。
そのために転職をしましたし、現職は今のこのコロナ禍の変化の中で、確かな社会貢献ができる稀有なキャリアを経験できる会社です。今は、粛々と、このような状況下でも少しでも多くの企業のお役に立てるように仕事に邁進して参ります。

また、ベルフェイスでは、この長期化するコロナの影響に対する施策の1つとしてご検討いただけるように、電話を使ったオンライン商談システム、
ベルフェイスの60日間の無料トライアルを提供しております。
こちら、ご興味のある方は、ぜひご検討ください。
お申込みはこちらから。

最後に

3つの変化から、自分の1年間を振り返りましたが、本当に激動の1年でした。個人の振り返りの駄文にはなりますが、このnoteが、最初に書いた、
 ・最近急成長らしいベルフェイスってどんな会社?今どんな状況なの?
 ・大手からスタートアップへの転職ってどうなの?

こういった方々の参考になれば幸いです。
激動の1年であったが故に、noteの執筆は1年ぶりになりましたが、今後は定期的にできたらいいなと思ってます。今回の内容も本当はもっと言いたいことありますが、かなりポイント絞って書いてます。
また、普段はTwitterで呟いてますので、ぜひフォローをお願い致します。
アカウントはこちらです!

それでは、最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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