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「ストーン効果法」 ~原音再生 ギター #2編~

また新たな「ストーンスポット」を発見しました!!今月(3月)ストーンの置き方、置き場所をいろいろ探っていたところ、さらに効果が上がる置き場所(音が良くなるところ→ストーンスポット)を見つけました。ここに(追加で)ストーンを置くことで更なる音質改善が見られたのです!また、置き方ですが、ストーンを重ねるほど音が良くなることが分かっており、おひなさまにちなんで七段飾り、ではなく"七段重ね"にも挑戦してみました。確かに音は良くなるのですが、見た目かなり不安定です!?(笑)。まぁ、五段重ね以上は思ったより変わらないですね(…)。ちなみに現在筆者は、スピーカは四段重ね、サブウーハーは五段重ねにしています。

新たに発見したストーンスポットは非常に良く、高音がさらに伸び、低音の響きとともに音がさらに生き生きとしてきました。もちろん、トランジェントとヌケもさらに良くなりました。結果、前回ご紹介したアルバム「クール」などを聴いていると、ギターやピアノといった各楽器が立体画像のホログラムのようにスピーカの1mぐらい手前に完全に抜け出てきて(以前は50センチぐらいでした・・)、そこで演じられているかのようです。立体音響の仮想空間とでも言いましょうか、いわば"エアー楽器"を弾いている、といったイメージですかね!(笑)。あまりにもリアルに三次元で立体化されたエアーギターやエアーピアノ、そしてエアードラムスがそこにあり、それらの音に取り囲まれるので、新たな表現を使うと、あたかも「音が掴み取れる!」あるいは「音(楽器?)に触われる!」かのような気がします。前にバンドをやってた筆者にとっては、各プレイヤー(奏者)がどんなアクションをして演奏しているかを想像しながら、仲間に入って(?)一緒に演奏している気分です。そんなわけで、聴き終わったあとの充実感というか、満足感が凄いです。ただ、一気に疲れます!(笑)。ピアノやギター、さらにドラムス(特にシンバル)が本当にいい音がするので、今は音楽を聴くのが楽しくてしょうがない、また毎日聴かないわけにはいかない、あるいは聴かずにはいられない(!?)、といった状況です。(もはや"中毒症状"ですかね・・笑)

またまた筆者の勝手な主観で恐縮ですが、あれからさらに十倍は良くなったと思います。ですから、「音が1万倍良くなる!(千倍×十倍)」に訂正した方がいいかな、とも・・いや、やめておきましょう。誇大広告を謳う、詐欺師呼ばわり(?)されても困りますので・・(笑)。ただ少なくとも、それ位の効果があったということです。一体、どこまで良くなるのでしょうか!?自分で言うのもなんですが、本当に「ストーン効果法」は奥が深いです。まだまだ良くなりますよ!なお、今回発見したストーンスポットについては、有料記事(初稿です)およびヤフオクに出品しているストーン効果法の「使い方ガイド」に追記しましたので、そちらをご覧になってください。

現在、ストーンのサンプルセットをヤフオクに出品しています。「ストーン効果法」を試してみたいという方は、下記リンクから購入手続きをお願い致します。なお先日、ヤフオクの出品ページに、「カーオーディオには使用できないでしょうか?」とのご質問がありました。原理的には効果があると思われますが、「固定方法が分からないので、カーオーディオでの使用は考えておりません」とお答えしておきました。ただ、ドアのスピーカは無理でも、運転席の下に設置されたというサブウーハーには、ストーンをワイヤーか何かでくくり付けられれば使用できるのではないかと思われます(接着剤はダメです!笑)。ぜひ、トライしてもらいたいものです。

https://auctions.yahoo.co.jp/list3/23764-category.html(⇒「その他」カテゴリー)


さて、前置きが長くなりましたが、今回は前回の続きで、ギター編 #2(その2)です。まずはじめは、ジャズギターです。筆者が好きなジャズのギター奏者としては、『オーディオ名盤編』のときに挙げたウエス・モンゴメリーがいますが(お薦めのCDを再掲しておきます!)、他にも以前我がバンドのメンバーだったギタリストの影響から、グラント・グリーンやケニー・バレルもよく聴きました。

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グラント・グリーンの「ラテン・ビット」などは、現在も車に常載して楽しんでいます。全体的に乗りのいい曲が多く、ドライブが快適になりますよ!(笑)。なかでも5曲目の「ティコティコ」などは、途中から4ビートに変わるスウィング感満点のアレンジでアドリブも良く、運転しながらも(?)乗り乗りです。また録音もいいので、決して耳障りになることなく、気持ち良くギターの音色に溶け込めます。あっという間に、(CDが)一周してしまいます!?(笑)

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一方、ケニー・バレルは比較的近年になりますが、レイ・ブライアントとの共演アルバム、「危険な関係のブルース」が音が良くて気に入っています。1曲目のタイトル曲では、ケニー・バレルの多彩なギターソロ・パートが聴かれます。この人のオクターブ奏法を初めて聴きましたが、ライナー・ノーツによると、いろんなスタンダード曲からの引用といえるアドリブのようで、どこか聴いたことがあるという感じのフレーズが次々と出て来ます。いわば、"寄せ集め"ですね!まぁ、音がいいので、良しとしましょうか!?(笑)


続いては、『オーディオ名盤編』で採り上げた、L.A.フォアでギターを弾いているローリンド・アルメイダです。そのときにも書きましたが、アルバム「家路」の1曲目(タイトル曲)の出だしのギターの音がすばらしいです。また、6曲目には無伴奏のギターソロで「禁じられた遊び」が入っています。正調のものとはちょっと違ったアレンジになっていますが、生々しくていいですね。実は、「家路」の前にもダイレクト・カッティングされたレコードがあって、「亡き王女のためのパヴァーヌ」というタイトルのアルバムですが、ここでもローリンド・アルメイダのギターが聴かれます。こちらも現在CDになっていますが、1曲目のタイトル曲や5曲目の「波」などが特徴があっていいですね。6曲目には、やはり無伴奏ソロで自身のオリジナル曲が入っています。

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ギターの音がいいという点では、『女性ボーカル編』で採り上げた、クレモンティーヌのアルバム「ルミエール」の最後12曲目「海と風」です。ギター奏者は誰か分かりませんが、とにかくギターの音がすばらしいです!また、同編で採り上げた今井美樹のアルバムでの布袋寅泰のギターや、最後に挙げた、なかの綾のアルバム「わるいくせ」の最後10曲目「ちょっと待って下さい」のギターも生々しくていいです。

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他にも、『ボサノバ編』で挙げた、ダスコ・ゴイコヴィッチのアルバム「ユーロ・サンバ」の4曲目「ハウ・インセンシティヴ」でのギターや、『ピアノトリオ編』でリファレンスにしていると書いたEJT(ヨーロピアン・ジャズ・トリオ)のアルバム「悲しみのアンジー」でのギター奏者、ジェシ・ヴァン・ルーラーのギターもいいです。


ところで、『ピアノトリオ編』のときに、ソニーの真空管コンデンサーマイクで録音されたギター演奏のダイレクト・カッティング・レコードがあると書きましたが、奏者が分かりました。マニタス・デ・プラタ(本名はリカルド・バリアルド)という南フランス出身のフラメンコギタリストで、あのジプシー・キングスのメンバー、バリアルド3兄弟の父親です。今考えてみると、音も良かったですが、演奏がすばらしかったです。残念ながらこのレコードも友人に貸してしまい、現在手元にはありません!?(笑)。CDが出てたら聴いてみたいと思いますが・・。なお、後年のコンサートの様子がYouTubeにアップされていましたのでリンクしておきます。凄いテクニックですね!

そのジプシー・キングスですが、「ボラーレ」など、あのハスキーでちょっと甲高いボーカルが印象に残っていますが、ギターのアンサンブルもいいですね。YouTubeで見ましたが、アコースティック・ギター6本による合奏は圧巻です。また、途中のギターソロもすばらしいです。"父親ゆずり"ってやつですかね(笑)。


アメリカン・ポップスからは、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」です。これも筆者が若いころにヒットした曲ですが、YouTubeで見て改めて聴き直してみると、ギターがいいですね。間奏とエンディングのギターソロは、コピーしまくられ千代子(?)ですね(笑)。特にコンサートでは、最後のアンサンブル(合奏)が盛り上がります!


そして、エレキギターといえば、ベンチャーズですね。あの「テケテケテケ・・」という音は、一大ブームを巻き起こしました。日本では、各地でエレキバンドが誕生しテレビでバトルが繰り広げられるなど、いわゆるグループサウンズの礎を築き挙げたのです。その代表バンドが、寺内タケシとブルージーンズですが、当時エレキギターで特殊な音を出すグループがありました。「霧のカレリア」が大ヒットした、スウェーデン出身のザ・スプートニクスです。このギターの音は鮮烈でした。特殊なイコライザーを使って作り出したようです。筆者は当時学生で、理工系だったので真似して作り出そうと思ったのですが、うまくいきませんでした(…)。今はエフェクターがあるので簡単に作り出せそうですが・・。


最後は、ガラッと変わって演歌です。昔から演歌にギターは憑き物ですね。イントロや伴奏によく使われますが、ここではインストゥルメンタルということで、「歌のない歌謡曲」を採り上げてみたいと思います。第一人者は、木村好夫ですね。この人はもう亡くなりましたが、いい音で、いい味を出していました。おそらく、(一回り小形の)レキント・ギターを使っていると思われますが、弦の弾ける音が最高ですね。筆者がオーディオを始めた頃に、秋葉原の電気屋(オーディオショップ?)でこの音を聴いて、スピーカの前に釘付けになったことをよく覚えています。その後も、我がオーディオのトランジェントのチェックを兼ねてよく聴いていました。そういえば、秋葉原も電気屋が少なくなりましたね。これは憂慮すべき"由々しき"事態(笑)で、大変残念です(…)。


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