Unity歴2か月がUnity1Weekにチャレンジした結果

ちょっとパソコンに詳しいぐらいの、Unity歴2か月の私がUnity1Weekに参加した感想です。Unity, プログラミング歴ほぼゼロからゲーム制作なので、Unityをこれから始める or 始めたばかりの方の参考になると思います。

私のUnityレベル

タイトルにもあるように、私のUnity歴は2か月です。11月の初めごろに触り始めました。

Unity1Week以前は、練習として超簡単なゲーム(Space押したら飛ぶとか、矢印キーで動くとか)を作ったぐらいで、公開用のゲームを作るのは初めてでした。

Unityやプログラミングには触れたことありませんでしたが、パソコンはそれなりに使えたので、インストールや設定は比較的スムーズに進みました。

以下にUnity関連で、今までやってきたことをまとめておきます。

LEGO® Microgame(Unityの基本操作が分かる。終わるころには、どこにどの機能が、タブがあるかが分かるようになる。超初心者向け)
今日からはじめるUnity(ブロック崩しを作る、初心者向けのQiitaの記事、オブジェクトの設置とかは分かったけど、スクリプトの意味が分からなかった。)
Ruby's Adventure: 2D Beginner(公式のチュートリアル、英語なので、よく分からない部分もあったが、かなり役に立った。執筆現在は3D版を進めているが、正直2D版のほうが分かりやすい。)
一週間で身につくC#言語の基本(C#で分からないことがあったときに見た。1,2,3,5日目は特に参考になると思う。)
見てわかるUnity2019 C# スクリプト超入門(公式チュートリアルを終えて、スクリプトの意味をしっかりと知りたいと思ったので読んだ。日本語なので理解しやすく、内容もかなりやさしいが、たまに難しいところもある。)

この5つ+分からないことを調べるといった感じで学習しました。

また、Unityを学習する過程で、Unityゲーム開発者ギルドに参加しました。こちらはUnityに主軸がある掲示板のような感じです。私はUnityゲーム開発者ギルド経由でUnity1Weekを知りました。


ゲーム紹介

それでは、今回作ったゲームを紹介したいと思います。今回作ったのは「Roll and Open」というゲームです。

内容はシンプルで、玉を操作してゴールするというゲームです。とにかく期限内に完成させるということを目標にしました。


制作過程

今回のゲーム制作の過程を見てみたいと思います。

2日目(12月22日)

2日目の段階では、ゲームのおおよその方向性を決め、プロトタイプを作成しました。1日目の段階で、今の自分でも作れそうなゲームを考え、その後Unityで実際に作ってみました。

ゲームのシステムはシンプルで、ボールが転がって、奥の扉が開くというものです。このゲームに組み込んだシステム(スクリプト)は主に
1. ボールの移動制御
2. 球の複製
3. 扉の開閉制御
の3つです。

球の複製や扉の開閉は案外簡単でしたが、ボールの移動制御が想像以上に難しかったです。動かすこと自体は簡単なのですが、速度の制御や加速のスピードなど、設定することが多くあり、大変でした。

結局、最後まで(面倒で)解決しなかった問題もありましたが、ある程度満足のいくものにはなりました。

4日目(12月24日)

4日目ではオブジェクトを本格的に配置し、ステージを完成させました。この時、アセットストアの有用さを実感しました。また、簡単なアニメーションでも、つけるだけでかなり見た目が良くなりました。

6日目(12月26日)

6日目ではスタート画面とスコア画面を作成し、ゲームらしさが増しました。さらに、BGMや効果音も付けました。フリーの音源がかなりあって驚きました。そして、締め切り当日の、18時ごろにゲームを投稿することができました。


感想

投稿した時には「なんとか1週間で作れたか」と安堵しました。1週間でゲームを作り、公開した感想は

「楽しいけど、大変!あと技術的な妥協がかなりあった!」

です。

処理が思い通りに進んだ時やアニメーションがうまく動いたとき、音楽が鳴った時など、ゲームが完成していくにつれてかなりの満足感がありました。しかし、当初考えていたものと比べると、色々な面で妥協したので、その点での悔しさはあります。

ただ、1週間という縛りがあることで、泥沼にはまることなく、「とりあえず完成させる」という目標はスムーズに達成できました。

また、Unity1Weekのゲームをプレイした感想は

「アニメーションとかモデル、音楽の使い方がうまい!でも、スクリプトは頑張れば組めそう?」

という感じでした。

もちろん、「この処理どうやってやってるんだ?」というような、原理が良くわからないゲームもあったのですが、「ここは衝突判定で、あれはアニメーション?あとあれはパーティクルかな?」とか「これは非表示にするときに・・・」など、やっていることを推測できるゲームも多くありました。


今後の展望

今回制作した「Roll and Open」は、どちらかというと今まで学んだことの復習的な感じだったので、次のゲームでは、見た目の部分にも力を入れてみたいと思います。(すでに制作中)

現在制作中のゲーム


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