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国家通貨の崩壊~紙幣を成り立たせているのは只の信用

以下の本を解説している中田敦彦さんの動画 後半の内容の要点を文字に起こしました!


私たちが信じているお金とは何か

☆「通貨そのものには価値がない」


通貨を成り立たせているシステムに価値がある。

通貨が国の数よりも多くなることもありうる。

人類の通貨の歴史から、今後の未来を予測する


通貨の歴史とは、信用と紙幣とは。


元の皇帝 フビライ・ハンが、紙の紙幣を導入し始めた。

「金や銀じゃなくて、紙でよくない?」

そして、ヨーロッパに紙の紙幣を伝えたのがマルコ・ポーロ
もともとお金とは、「金」と交換するというチケットだった。
それが形を変えていった。


この時に世界は気付いた。
「お金って何でもいいんだ。
信用さえあれば紙でもいいんだ。
政府が保証してくれていれればいいんだ」


☆通貨そのものには価値はない。システムとして成立させているかどうか


サルバドール・ダリのエピソード

引用:彼は大盤振る舞いレスランで食事をした後、小切手を店の者に渡してでていきました。小切手の裏に書かれたのは金額ではなく、彼の落書きでした。本来なら立派な詐欺ですが、「ダリの落書き」というところがミソとなります。有名なダリの落書きとなると、現金に換えず自分の手元に取っておきたいとおもうか、誰かに売りつけて現金に換えたとしても、レストランの食事以上の金額になる可能性があります。新たな手法の物々交換とも言えますし、ペテン師ともいえる行為です。面白いところをついた発想のダリのアイディア勝ちといえる1シーンでした。

「お題は結構です。1ダリでいけるだろ?」ダリの思考回路はこういうこと。

子の行動は、ダリへの信用度が保証されているということを示した。


紙幣だけじゃない。

「価値を信じれば、何もかもが通貨になる」



そしてこれから、暗号資産・仮想通貨が世界を席巻する?

☆仮想通貨はブロックチェーンという改ざん不可能な技術によって成り立つ電子通貨。

紙幣を発行するのは国家でなくてもいい?
信用とシステムがあれば貨幣はいらない?

☆やがて、通貨が国家を独占している時代は終わる。

航空、電気、通信
それらは全て、かつては国家の事業だった


フェイスブック社は通貨に目を付けた。
だからマークザッカーバーグは2020年にリブラプロジェクトを立ち上げた。
国家の規制によって一度は断念したが…

現状、暗号資産・仮想通貨は世界各国の政府から規制を受け続けている。

しかし、いつか必ず、
「分散的で分権的な通貨が世界を席巻する。それが世界統一通貨だ」


業界の変遷
写真現像業者 コダックの倒産
銀行業界の見通しの暗さ


ではブロックチェーンで何ができるのか。

ブロックチェーン:分散型ネットワークを構成する複数のコンピューターに、暗号技術を組み合わせ取引情報などのデータを同期して記録する手法。ビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)に用いられる基盤技術である。

ブロックチェーンは改ざんできない。
紙はいらないので、文書管理が変わる。役所もいらない。
改ざんできないということは投票も変わる。
婚姻届も、ハンコも印鑑も必要なくなる。
実際、デンマークの政党は党内の投票をブロックチェーンを利用したオンラインで行っている

エストニア、ブロックチェーンでオンライン移住が可能

イーサリアム、スマートコントラクト=自動執行機能(自動販売機みたいなもの)

これから何が起こるか。

☆既得権益の壁を、「通貨」が超える


米ドルに任せていた基軸通貨制度が変わる

暗号資産を基軸通貨にしている国が増えれば?

世界が一気に塗り替わる。
「かつては通貨も国が管理していたよね」と言う日が来るかもしれない。


ここまでで動画の要約は終わりです!

私は現在、暗号資産に関連する企業で働いています。

その理由は、「暗号資産は高確率で世界の中核に迫っていく」と考えているからです。

暗号資産、ブロックチェーン技術が既存の世界をどう塗り替えるのか。

通貨とは一体何なのか、これからも探求していきます。

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