2,500文字程度のインタビュー記事の書き方 〜2024年9月編〜
医療従事者のインタビュー記事執筆を担当するようになり、毎回2,500文字程度の内容をまとめています。
2024年9月時点で、どのように記事を書いているのかここに記録しておこうと思う。
インタビューの所要時間は約1時間。
これまでに1人から4人までの医療従事者と対話を経験してきました。
インタビューの際に持参するものは、以下の通り。
スマートフォン(iPhone8plus):ボイスレコーダー1として使用
ボイスレコーダー(OLYMPUS DM-750):ボイスレコーダー2として使用
B4サイズのスケッチブック
ボールペン
インタビューの概要資料
また、クライアントからスーツ着用が指示されているため、真夏でもスーツを着てインタビューに臨んでいます。
iPhoneのボイスメモを使用する際は、電話やLINEの通知が入らないよう「機内モード」に設定。
そのあと録音開始ボタンを押してからインタビューを進めます。
スケッチブックには、事前にインタビュー相手について調べた内容や、質問事項を記入しておき、相手に見せるかどうかは当日その場の雰囲気で判断次第。
インタビュー終了後は、iPhoneに録音した音源を帰りの移動中に聞き始め、相手の伝えたかったことが理解できるまで繰り返し確認します。
ボイスレコーダーの音源はバックアップ用として保存していますが、あくまで補助的な役割です。
インタビュー内容がある程度頭に入った段階で、音源を確認しながらスケッチブックにメモをとっていく。
スケッチブックにメモが終わるまでに、インタビュー音源は5〜6回ほど繰り返し聞き直しています。
メモが終わった段階で、記事の大まかな見出しを決め、中見出しを2つ設定し、それぞれに小見出しを3つ程度作って細分化する。
細分化するときは、インタビュー内容をまとめたスケッチブックを広げ、蛍光ペンで伝えるべき部分を小見出しごとに囲んでいく。
こうして各見出しで伝える内容が明確になった段階で、いよいよ記事の執筆に取りかかっています。
見出しを決めてから書き出すこともあれば、記事を書き進めながら見出しをあとから考えることもある。
インタビュー記事の作成方法を振り返ると、「文字起こしをしない」「Nottaを使用しない」という点が他のライターと異なるかもしれない。
文字起こしをしない理由は、2,500文字程度であれば文字起こしがなくても書けることと、あくまでも音源をソースに記事を書くことで、インタビュー相手が伝えたかったであろうことをより正確に表現できると考えているからだ。
また、Nottaの精度を確認しようと試してみたが、年払いプランしかなく課金する必要があったため、課金したものの、今は全く使っていない…
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