見出し画像

2024年、ビットコイン現物ETFはどうなる?

明けましておめでとうございます。まだ半分正月モードですが、今年もよろしくお願いします。
今年も暗号資産と米国を中心としたテクノロジーの動向、為替関連など個人的興味にマトを絞ってコメントしていきたいと思います。

まず年初の動きで注目なのはビットコイン現物ETFが承認されるかどうかというところです。もしかしたらこの記事が公開される頃には結果が出てたりするかもしれませんが、兎にも角にも暗号資産業界の注目アイテムの一位でしょう。
承認される、されない、もありますが、承認された時のビットコインおよび暗号資産の価格がどうなるかも注目です。巷では結構事実売りが来るんじゃないかと言われていますが、本当にそうなの?という半信半疑な感じで見ています。
普通に考えると、ETFが上場されることにより資金が投入されるわけなので上がるはずなのですが、その期待が先行してみんな先にビットコインを買っていて、事実上がっています。で、実際上場されたら、一旦は利益を確定させるので、一気に価格が下がる、というわけです。ありそうなのですが、もし、ETF上場による資金の流入がこれまで買われてきた資金の利益確定分を超えるほど流入したら、相殺されて上がるかもしれません。
これが株なら事実売りでほぼ決まりな気がしますが、ビットコインというところが引っかかっています。おそらく事実売りするのは短期筋が主だと思われるのですが、ビットコインを保持している市場参加者のうちの短期筋の割合が株に比べると少ないのではないかと勝手に思っています。割合というのは人数というよりビットコインの保有量の割合という意味でなのですが。

年明け早々、とある調査会社がビットコイン現物ETFは承認されない可能性があるというレポートを出した瞬間、いきなり10%近く下落しました。今は戻していますが。この程度の情報でこれだけ動くということはまだまだビットコインの流動性は低いのかもしれません。

ビットコインの時価総額はどんどん大きくなっていますが、取引所などで流通している流通量はそれほど大きくないのではないか、とずっと考えています。

正確な数はよくわかりませんが、実際に動かせるビットコインの流通量は1450万BTCくらいという話があり、そのうちの69%が休眠状態だとすると大体450万BTCくらいが取引所等で動いている計算になります。というかその程度の量のビットコインしか取引されてないということになります。ビットコイン現物ETFが承認されたとして、その裏付けである現物を調達しようとするとこの450万BTCから調達することになります。

とか考えると価格が上がりそうなのですが、いやはや、これに関しては色んな人が色んなことを言っているので、本当にどうなるか分かりません。これからこれに関する記事をいろいろ収集して、どんなことを皆さんが言っているのか見ていきたいと思います。今年も退屈しない年になりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?