日銀の総裁が替わることで今年の為替相場がどうなるかchatGPTに聞いてみた
4月で日銀の総裁が替わります。今、総裁候補は植田氏と言うことで進んでいるようです。これについて、個人的な情報収集を踏まえた上でどう見ているかを最後に述べますが、その前にchatGPTにどういう人なのか聞いてみました。その上で、4月以降の為替相場がどうなりそうかもついでに聞いて見ました。
が、残念ながらchatGPTさん、植田氏をご存じなかったようです。以下、回答を載せておきます。
えー、そうなの?っていう答えが返ってきちゃいました。もう少し時間が経てば情報収集が完了してもっとちゃんとした答えが返ってくるかもしれません。じゃあ、日銀の次期総裁候補はどうなりそうか聞いてみました。
あらら、次も黒田総裁だそうです…。こりゃだめだ。chatGPTといえども万能じゃなさそうです。
今度は総裁が替わったあとに為替レートがどうなるか聞いてみました。
んまあ、植田氏の情報が無いので、回答内容は一般的な回答のみになっています。なんか、どこかの会社のコンサルのような回答ですね。駄目じゃんということは言いづらいような内容になっています。
遊びはこのくらいにして、というかchatGPTにこの課題は少し早すぎたようで、もう少し時間が経ってからもう一度トライしてみたいと思います。今はどうやらあまり情報を持ってない様です。
それで、マスコミの報道にもある様に、今回は副総裁人事候補も含めてバランスのとれた人事と言われています。極端に黒田施策を守り続けるということもなさそうですし、かといって急激に方向転換すると言うこともなさそうです。前にもいくつか関連する記事を書いたのですが、まあそんな感じというところでしょうか。
全体としては日本もインフレっぽくなっていますし、諸外国は金利を引き締めており、いつまでも日本だけが金融緩和をやり続けるというのは無理がありそうなので、いきなり引き締めにはならないにせよ、少しずつ、緩和をやめていく動きがありそうな気はしています。
人事だけ見ていると、バランス人事と言われているように、どういうスタンスをとってもおかしくないようなどっちもあり的人選になっているようです。つまり、緩和をやめても不思議では無いという受け止め方をされても良いような人事です。
日銀の政策の方向性は重要なのですが、もう一つ重要なのは日銀に対する信頼感を醸成することです。市場とうまく対話し、日銀の言うことが信頼が置けると思ってもらわないと政策が空振りするという、まあ、口先が重要という位置づけになっているところです。なので、市場が、まあそうだよな、と納得感を持てるような信頼感を持ってもらわないと日銀の望む方向に物事が進まないという側面があります。
なので、どのような施策をとってもおかしくないような人事にしたという面はありそうです。
とはいえ、実際には借金大国の日本なので、何も考えずに金利を上げると、途端に国家財政が苦しくなります。借金の返済が多くなるので、税金の中にしめる返済が大きくなり、その他の本来必要な予算の額が減ってしまう危険性が出てきてしまいます。今は、ばらまき政策が主流なので、税収が増えない限り予算はいくらあっても足りないという状況です。なので、金利はそうそう上げられない。
ということでそろりそろりと緩和をゆっくりやめていく可能性がありそうです。で、市場との対話を続けながら、極端な円安にならないように、円高にもならないように舵取りをするという感じでしょうか。
突発的なことが起きない限り、それでなんとか為替レートは今とあまり変わらない様に操作する方向になりそうです。ただし、突発的なこと、例えば戦争とか、コロナのような感染症とか地震とか、そういうことが起きたときには大きく変動する可能性はあります。
どっちにしても基本はドルの金利に対して円の金利はめちゃくちゃ低いので放っておくと円安がどんどん進みます。そうはならないように口先介入含めて、円安にならないように必死で金利を上げずに手を変え品を変えやるんだと思います。まあ、今は10年物国債の変動金利幅を変更するだけで大幅に円高に振れるという、ある意味日銀にとっては都合の良い市場の敏感さがあるので、金利をアメリカに合わせるようにしないで円安を抑える手段はありそうです。
それ以外には日本のインフレがどこで止まるか、もしくはちゃんと賃金が上がるかという不確定要素があるのでそれも見る必要がありそうです。どちらも怪しいですから。今のところ。