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 日銀の総裁が替わることで今年の為替相場がどうなるかchatGPTに聞いてみた

 4月で日銀の総裁が替わります。今、総裁候補は植田氏と言うことで進んでいるようです。これについて、個人的な情報収集を踏まえた上でどう見ているかを最後に述べますが、その前にchatGPTにどういう人なのか聞いてみました。その上で、4月以降の為替相場がどうなりそうかもついでに聞いて見ました。
 
 が、残念ながらchatGPTさん、植田氏をご存じなかったようです。以下、回答を載せておきます。

 「申し訳ありませんが、私が保有する情報によれば、日銀の新総裁候補に「植田和男」という人物はいません。もし、別の候補者について知りたいことがありましたら、お知らせください。可能な限りお答えできるよう努めます。」

chatGPTより

 えー、そうなの?っていう答えが返ってきちゃいました。もう少し時間が経てば情報収集が完了してもっとちゃんとした答えが返ってくるかもしれません。じゃあ、日銀の次期総裁候補はどうなりそうか聞いてみました。

 「2023年4月から日銀の次期総裁に就任する予定の黒田東彦氏の任命が発表されています。黒田氏は現在、日銀の総裁を務めており、2023年4月の任期満了後に、5年間の追加任期が認められました。黒田氏は、日銀が導入した異次元緩和政策の推進者であり、日本経済の回復を促すために数多くの政策を実施してきました。彼の再任は、日銀の金融政策が今後も継続されることを示唆しています

chatGPTより

 あらら、次も黒田総裁だそうです…。こりゃだめだ。chatGPTといえども万能じゃなさそうです。

 今度は総裁が替わったあとに為替レートがどうなるか聞いてみました。

 「私は人工知能のChatGPTであり、為替レートの予測や投資アドバイスをすることはできません。為替レートは、多くの要因によって影響を受けるため、総裁候補が決まったことだけで為替レートがどのように動くかを正確に予測することは困難です。
ただし、日本銀行総裁は、日本の金融政策を決定する上で重要な役割を担っており、その政策が為替レートに影響を与えることがあります。総裁の新しい指導力や政策がどのようになるかによって、為替レートに影響を与える可能性があると言えます。
ただし、為替相場は市場の需要と供給によって決まるため、政策のみによって為替レートが決まるわけではありません。また、為替レートは短期的に大きく変動することがあるため、過度な期待を持つことは避けるべきです。

chatGPTより

 んまあ、植田氏の情報が無いので、回答内容は一般的な回答のみになっています。なんか、どこかの会社のコンサルのような回答ですね。駄目じゃんということは言いづらいような内容になっています。

 遊びはこのくらいにして、というかchatGPTにこの課題は少し早すぎたようで、もう少し時間が経ってからもう一度トライしてみたいと思います。今はどうやらあまり情報を持ってない様です。

 それで、マスコミの報道にもある様に、今回は副総裁人事候補も含めてバランスのとれた人事と言われています。極端に黒田施策を守り続けるということもなさそうですし、かといって急激に方向転換すると言うこともなさそうです。前にもいくつか関連する記事を書いたのですが、まあそんな感じというところでしょうか。

 全体としては日本もインフレっぽくなっていますし、諸外国は金利を引き締めており、いつまでも日本だけが金融緩和をやり続けるというのは無理がありそうなので、いきなり引き締めにはならないにせよ、少しずつ、緩和をやめていく動きがありそうな気はしています。
 人事だけ見ていると、バランス人事と言われているように、どういうスタンスをとってもおかしくないようなどっちもあり的人選になっているようです。つまり、緩和をやめても不思議では無いという受け止め方をされても良いような人事です。
 日銀の政策の方向性は重要なのですが、もう一つ重要なのは日銀に対する信頼感を醸成することです。市場とうまく対話し、日銀の言うことが信頼が置けると思ってもらわないと政策が空振りするという、まあ、口先が重要という位置づけになっているところです。なので、市場が、まあそうだよな、と納得感を持てるような信頼感を持ってもらわないと日銀の望む方向に物事が進まないという側面があります。
 なので、どのような施策をとってもおかしくないような人事にしたという面はありそうです。

 とはいえ、実際には借金大国の日本なので、何も考えずに金利を上げると、途端に国家財政が苦しくなります。借金の返済が多くなるので、税金の中にしめる返済が大きくなり、その他の本来必要な予算の額が減ってしまう危険性が出てきてしまいます。今は、ばらまき政策が主流なので、税収が増えない限り予算はいくらあっても足りないという状況です。なので、金利はそうそう上げられない
 ということでそろりそろりと緩和をゆっくりやめていく可能性がありそうです。で、市場との対話を続けながら、極端な円安にならないように、円高にもならないように舵取りをするという感じでしょうか。
 突発的なことが起きない限り、それでなんとか為替レートは今とあまり変わらない様に操作する方向になりそうです。ただし、突発的なこと、例えば戦争とか、コロナのような感染症とか地震とか、そういうことが起きたときには大きく変動する可能性はあります。
 どっちにしても基本はドルの金利に対して円の金利はめちゃくちゃ低いので放っておくと円安がどんどん進みます。そうはならないように口先介入含めて、円安にならないように必死で金利を上げずに手を変え品を変えやるんだと思います。まあ、今は10年物国債の変動金利幅を変更するだけで大幅に円高に振れるという、ある意味日銀にとっては都合の良い市場の敏感さがあるので、金利をアメリカに合わせるようにしないで円安を抑える手段はありそうです。
 それ以外には日本のインフレがどこで止まるか、もしくはちゃんと賃金が上がるかという不確定要素があるのでそれも見る必要がありそうです。どちらも怪しいですから。今のところ。

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