シャレード・デ・トマソ

螺子が外れた友達は
繊細で美しい
シャレード・デ・トマソを
全開で乗り回す
銃を撃ち捲る気違いみたいに
笑いながらとても
楽しそうな笑顔で
僕は関わりたくないから
気付かない振りをする
彼が僕を見つけて
話し掛けても
何も聞こえない振りをして
独りでモーテルに向かう
あの日交わした約束から
ひたすらに目を伏せ続けて

読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします