テンプテーション

貴方の濡れた唇が
私を惑わせる夜
対価を払わなければ
その體に触れられない
純粋な命を賭けて
抱き合えるならば
死すら厭わないと
口に出来たら良かった
私は何も出来ず
ただ独りの街を歩こう
赤線の明かりが
瞳を灼き焦がすまで

読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします