孤独な道化師

街中で芸を見せる
彼を横目で眺めても
足を止める者はいない
みな何かに急かされ
漂流者みたいに消える
この世の果てで
息を切らし彷徨う
孤独な道化師
彼は涙を流さない
疾うの昔に感情を
安く売り飛ばしたから

読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします