脆弱な時計

左手に嵌めた
脆弱な時計が
退屈な朝を告げる
隙も無い程正確に
やりたくも無い仕事へ
皆が同じ顔をして
鉄の形をした箱に
無理やり押し込まれ
それぞれの職場へ向かう
夢遊病の様に
見えない糸に操られて

読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします