くだらん見栄は日本にとって大きなマイナス

残念ながら、新庄剛志氏へ獲得のオファーは届かないようです。
(もし私が球団の決済権限者ならば、育成契約で新庄剛志選手を獲得しただろう。イメージとは真逆で、故野村克也氏も認める程に野球への取り組みは真摯とのこと。ならば、支配下を勝ち取るまでの一挙手一投足がチームの財産になると思うからである。)

私が信じる数少ないマトモな日本のメディアである東スポさんの記事、オファーを出さない理由がこれなら何とも情けない…。

そして、オファーしない理由はプロ野球だけではなく日本社会の縮図ではと私には思えて仕方ない。

いつまでも続く年功序列、新社長就任の多くは還暦前後の年寄り。政界に目を向ければ高齢化が威張り散らすの負の遺産ばかり。女性の管理職や取締役の数が増えない等…。

これらの問題が解決の兆しすら見えないことと新庄剛志氏にオファーを出さない理由。どちらもくだらん見栄が根底にあるからだろう。
そして、指導する立場にあるからとか、年齢が上だからが偉いと思っているのも勘違いの妄想である。

『肩書きなんて糞くらえ、人間は心の中身で勝負する生き物なんだ!』

これは私が最も世話になり、今は鬼籍に入られた先輩のモットーである。

肩書きが、立場が、年齢が…。
それを理由している限り心も言動も小さい人間が減らない日本社会の没落は続く。

これは日本社会にとって大きなマイナスであること。それに多くの日本人が早く気づいて欲しい。


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