寝間着で雨にうたれてみた

こんばんは。連続投稿できそうな予感がしたので急いで執筆中。
今日はどちらかというとかなり鬱蒼としていた日で、詳細は省きたいと言うか別記事でまとめておきたいかな、と思っている。昨日寝る前から「あ、明日はもういいや、疲れた」となって早々に自棄になったので、まあまあ荒れてしまったのだが、ちょっと珍しい気持ちになったりもして、手短に出来事を書き記したいと思ったのだ。

屋根の上に登った

諸々あって、早朝に色々と過剰に服薬したりなどして再度床についたのだが、気分的に同居人の隣にいたくなくなってしまったので、どうしようかと思った末にベランダに目が行ったのだった。
ゆくゆくは配置を変えるつもりなのだが、今はベッドのすぐ隣に窓があり、そこの窓からは後付けで作られたベランダがあるのだ。以前はそこで布団を干すなどしていたらしいのだが、小さめの椅子とテーブルでも持っていけば月見やら夜風にあたるなどできそうなほどの広さはあった。精神安定剤だとか眠剤は過剰に服薬すると、筆者の場合は理性が働いてるようで働いてないものすごい奇行をしれっとやってしまいがちになる。(場合によってはさらっと自死に至るだろうから本当によくないことなので真似はしないでほしい。)
今日の明け方は如何にもな雨雲の鬱蒼とした照りつけがあるような朝で、普段寝付けない時や夜ふかしする時に見ると気分が落ち込むものなのだが、なんだか今朝は少し冷えた日なのもあってか、澄んで見えて、どこか縛られているような心地から気持ちだけでも開放させてくれそうな予感がした。先日に取り払った冬用のベッドの敷物を持ってきて、同居人の上を跨ぎながらベランダへ出ていった。薄手の寝間着のまま、少し降り始めた雨の中へ。

ちょっと雨がかかるくらいのところに布を敷いて横になってみると、ぽつぽつと当たる雨粒がちょっと鬱陶しいけど、うん、なかなかに気分が良いような。雨模様だが気温が低いので、存外深呼吸が気持ちよく感じて少し気分をリラックスさせていると、睡魔と戦いつつも心配そうにしてる同居人がチラチラ見てくるので、なんだか気が散るなあと思ったところ、屋根瓦へ繋がる窓が隣の部屋にあるらしいのを見つけたので場所を移すことにした。普通に心配してくれていた同居人にはすまないと思う。色々と鬱憤が溜まっていたのだ。

少し高い窓だったので3段の脚立を置いていざ屋根の上へ。平面ではないし濡れてもいるので正直結構危ないと思う。少し滑ったりしながら、でも意志だけは明確に、「ちょっと小高いけど地面からは見えにくいような場所」を探りながら、ここだと思うところにまた布を敷いて横になる。この頃になると雨も本降りになっていて、そのまま横になるとびしゃびしゃで流石に寒いだろうから、オムライスになったように包まって横になる。たまに顔を出して深呼吸したり、体を起こして辺りを見回したりして。時間はわからなかったが、近隣の家からはちらほら車が出ていく様子があったので、出勤時間かなと察して「ああ、そう言えば平日だったか」と、ちょっと優越感のようなものを感じたり。
いい年して身内に迷惑をかけながら雨の中寝間着で屋根の上にいる。見晴らしが良いし結構目立つのでは?と思うのだが、まあみんな雨の日に上を見上げることなんてないだろう、大通りからも外れた住宅街だし。なので、”自分だけに見えている世界”のような感じがして一層気分は晴れ晴れとしていた。あくまでも自分はそう思っているだけで、もしかしたら何人か目撃して「あの家の屋根に人が入った布の塊が乗っている」なんて話が出たりもしてるのかもしれない。

どれくらい奇行を犯していたのか、たぶん時間にするとそんなに長くはないと思うが、同居人から「そろそろ雨も本降りだし戻ってきたら?」と言われ、ちょっと悪態をついた少し後に屋内に戻った。いい加減靴下がぐじょぐじょなのが気持ち悪かったりしたんだっけかな。そこまで寒さなどは感じていなかったけど、たぶん普通に風邪を引いてもおかしくないと思う。さらにこの後は濡れた布と一緒に何もない部屋でそのまま半日横になっていたのだから、これから発熱してもおかしくないかもしれない。時世的にちょっと困るかな。

そんな、少し喧嘩した明け方の話。1日かけて和解したので、投稿したらゆっくり湯船に浸かりながら寝ようと思う。それでは今日はこの辺で。
今更だけど、なんでこんなにYou○uberの動画タイトルみたいなタイトルしか浮かばなかったんだろう。

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