デザートワインのススメ
みなさまこんにちは。くろうりーです。
先週も記事を読んで下さり、ありがとうございます。
みなさまからスキ&フォロー、サポートまで頂けて大変ありがたいです。
X(旧ツイッター)の読者の方で、「読んでてワインが飲みたくなった」という感想を頂きました。
そう言ってもらえるのが何よりも嬉しいです。ワインライフ0→1のお手伝いが出来るような記事を発信してまいります。
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・はじめに
今回は、食後酒であるデザートワインについて、実例をまじえて解説致します。
みなさんは、デザートワインである甘口ワインについてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
このようなイメージをお持ちの方も多いと思います。
大丈夫です!!
私もワインの勉強をする前までは同じでした。
今回の記事を読めば、デザートワインの楽しみ方がわかり、食後の楽しみが増えるでしょう。
・デザートワインとは
まずは、デザートワインについて簡単に解説します。食後のデザートやフルーツなどと一緒に楽しむ食後酒のひとつで、甘口ワインが該当します。
日本では、そもそもヨーロッパとちがい、食後酒の習慣がありませんでした。
食事とともに楽しめる辛口ワインの方が普及してきたため、一部のワインファンを除くとあまり馴染みがない場合が多いでしょう。
デザートワインには生産国、製法により様々な種類がありますが、今回は代表的なもの二つに絞ってご紹介します。
・貴腐ワイン
一番有名なもので貴腐ワインがあります。おそらく名前は聞いたことがあるという方もいらっしゃると思います。
詳しいウンチクは省きますが、通常のブドウから自然条件によって、貴腐ブドウに変化し、そこからワインを醸造したものになります。
収穫が自然条件に左右され、ブドウも干しぶどう状になります。そのためとれる果汁も少なく高価な物が多いです。
一番有名な貴腐ワインですと、フランス、ソーテルヌのシャトー・ディケムがあります。
さすがに高価すぎて、難しい方も多いでしょう。私もおいそれと手が出ません。
では高くなければ貴腐ワインを楽しめないのでしょうか?
そんなことは決してありません!
探し方のコツと知識さえあれば、このように気軽に買える貴腐ワインを見つけることができます。そのコツについては長くなってしまうので別記事で解説します。
・アイスワイン
アイスワインとは、ブドウが自然凍結した状態で収穫して醸造したワインのことです。生産国や規定によって細かい規定がありますが、ここでは省きます。
凍結によってブドウの糖分が高まりますが、糖分だけでなくシャープな酸味が特徴です。
こちらはアイスワインの中では値段も抑えめで、品質も高いです。
ですが、これでも高く感じる方はいらっしゃると思います。私もお手頃だなとまでは思いません。
これからご紹介する実例で使用したものは違うワインです。
・秋保温泉食べ飲み放題の旅
先日に開催して頂いた、配達員同士の交流イベントで秋保温泉旅行がありました。
宿泊した旅館は、飲み放題のプランがついていました。
チェックイン直後から22時までラウンジ飲み放題で、夕食もバイキングでボリューム満点でした。
よって、お腹いっぱいでもスルッと飲めるこちらの1本をセレクトしました。
こちらのワインが先のアイスワインのおよそ半額まで安いのはちょっとしたカラクリがあります。
こちらはドイツのワイン法上は「アイスワイン」ではありません。使用しているブドウはランクが「アイスワイン」より低い「アウスレーゼ」なのです。
よってボトルにはアイスワインではなく、アイスアウスレーゼと記載があります。
ただし、それは醸造に使用したブドウの違いであって、自然凍結させてからワインを醸造する製法に変わりはありません。
よってお手頃な価格で、アイスワインの味わいに限りなく近いデザートワインを楽しむことができるのです。
・ワインの提供温度・戦略
ワインは前日から冷蔵庫で冷やしておき、旅館チェックイン後はお部屋の冷蔵庫にいれて冷やしておきます。
アイスワイン(アイスアウスレーゼ)ですと、アップルパイや洋梨のタルトなどの火を通したフルーツ洋菓子がペアリングには最適です。
ただし、今回は食べ飲み放題の後ですので、胃に負担のかからないチョコレートをチョイス。
参加メンバーの方で甘い物が得意じゃない方がいたので、ダークチョコレートにしました。
冷蔵庫から取り出し、抜栓してすぐに提供します。提供温度は約5℃です。
甘口ワインはぬるい状態ですと甘ったるく感じてしまう場合があります。
よく冷やしてからの方が酸が締まり、味わいのバランスが良くなります。
結果として、メンバー全員に喜んでもらうことができました。
特にサウナ部のメンバーでもあるkeita氏からは絶賛の嵐でありがたいかぎりです。
ワインの感動を共感、共有することによって仲間との絆が深まります。
「ワインとは、ただのお酒ではありません。人と人を繋げて笑顔を作ることができる存在です。」
・さいごに
さいごに、日常の食卓にデザートワインを取り入れるアクションプランを紹介して記事を締めようと思います。
デザートワインは糖度が高いため、通常のワインよりも抜栓後の品質の変化がゆるやかです。
ハーフボトル(375ml)か500mlのデザートワインを冷蔵庫に常備しておき、食後にデザートやチョコなどと一緒に一杯だけ楽しみます。
こちらは先ほど私の家の冷蔵庫から取り出して撮影しました。クリックすると販売ページに飛べますが、税込2,000円未満です。
食後にこれをチビチビ飲みながら常備しているダークチョコレートをかじるのが私の楽しみです。
いかがでしたでしょうか?この記事がみなさまのワインライフの助けになれば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
この記事執筆にあたり、中原師匠、そして支えてくれたノンスタンダードの皆に感謝致します。
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