生牡蠣とワイン
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・はじめに
みなさまは牡蠣はお好きですか?もしキライな方がいたらゴメンなさい。
今回は、先日行ったサウナ部牡蠣合宿をご紹介します。
最初に炭火焼き牡蠣食べ放題に始まりました。
サウナ前の昼食は牡蠣フライ日替わりランチです。
そして夜はホテルで、私のイタリアンレストラン時代の元取引先から買っておいた生牡蠣2キロ(400g×5pc)をワインとともに頂きました。
じつは、私は生牡蠣が大好きなのです。しかし、イタリアンレストランの現職時はノロウィルス感染の恐れがあるため生牡蠣の喫食は御法度です。
業種をかえたら絶対に生牡蠣とワインを楽しむぞ!!
そう願っていました。
その夢を叶えてくれたサウナ部のメンバーには心より感謝致します。
これから、3本のワインによる生牡蠣への異なるアプローチをご紹介します。
今回の記事を読めば、生牡蠣とワインのペアリングがわかります。参考にしていただけたら嬉しいです。
・1本目 スペイン カヴァ ブリュト・ナチュレ(スパークリング)
1本目はスペイン産のスパークリングワイン、カヴァをセレクトしました。
ブドウ品種はチャレッロとマカベオというスペインの地ブドウを使用しています。
こちらはフランスのシャンパーニュと同じ製法で造られており、かつシャンパーニュより割安で買うことが出来ます。
何度か私の記事で、辛口のスパークリングワインが万能型のペアリングワインだとご紹介してきました。
ただし、このワインを選んだ最大のポイントは「ブリュット・ナチュレ Brut Nature」であるということです。
この表記は簡単に説明しますと、ワインの液体に残った糖分を表しています。
みなさんがスーパーや酒屋さんで見かけるスパークリングワインはほとんどが「ブリュット Brut」です。
こちらはワイン1L中に12g未満の糖分が残っており、バランスの良い辛口でさまざまな料理に合わせることが出来ます。
しかし、今回の生牡蠣に合わせることを考えると、糖分が生牡蠣の旨みを遮ってしまうおそれがあります。
よってセレクトした「ブリュット・ナチュレ Brut Nature」はワイン1L中に3g未満の糖分であり、極辛口の淡麗なスパークリングワインです。
しかし、糖分はなくとも果実味や酵母の旨み余韻がしっかり感じられるワインです。
淡麗な飲み口で生牡蠣の味わいをクッキリと際立たせ、余韻で牡蠣の甘みとワインの旨みで相乗効果が出るペアリングです。
・2本目 フランス シャブリ
2本目はフランス、ブルゴーニュ北部のシャブリをセレクトしました。
「生牡蠣にシャブリ」きっと聞いたことがあると思います。ブドウ品種はシャルドネで、前回の記事でご紹介したとおり超鉄板のペアリングです。
シャブリには階級があり、「シャブリ」「シャブリ・プルミエ・クリュ」「シャブリ・グラン・クリュ」と順に価格が高くなっていきます。
生牡蠣に合わせるには一番安い普通の「シャブリ」が最適です。
「シャブリ・プルミエ・クリュ」「シャブリ・グラン・クリュ」になりますと樽熟成をしていることが多いため、生牡蠣がワインの風味に負けてしまいます。
今回セレクトしたシャブリは2019のビンテージでした。
そのため、しっかりとした果実味とシャープな酸を残しつつ、熟成感により味の輪郭に丸みがあり、余韻の素晴らしいワインでした。
最初に触れたとおり、生牡蠣とシャブリは私も初体験だったため、今回はこだわってシャブリをセレクトしました。
ですが予算を抑えて手軽に楽しみたい場合は前回紹介したこちらのワインでもペアリング可能です。
シャブリの生産者が、チリのマイポヴァレーで造った辛口白ワインです。
・3本目 フランス ボルドー アントゥル・ドゥ・メール
3本目はフランス、ボルドー地方、アントゥル・ドゥ・メールをセレクトしました。
こちらはフランス、ボルドー地方の辛口白ワインです。
シャブリほどの知名度ではありませんが、現地では生牡蠣とともに楽しまれる超鉄板のペアリングワインです。
ブドウ品種はソーヴィニョン・ブランを主体に造られています。
前回にご紹介したとおり、柑橘を搾ったような華やかな香りと、余韻にグレープフルーツの皮のような僅かな苦みがあります。
生牡蠣とペアリングしますと、柑橘の香りで牡蠣をサッパリと食べることができ、余韻の僅かな苦みと牡蠣の甘みがマッチします。
・番外編4本目 ドイツ アイス・アウスレーゼ
以前の私の記事『デザートワインのススメ』でイチオシでご紹介したワインを当日の締めにサプライズで持ち込みました。
ちなみにサプライズを伝えたとき、サウナ部メンバーのkeita氏は喜びのあまり弾んでいました。物理的に。笑
こちらに合わせて当日にアルパジョンの店舗で入手したデザートはこちらです。
アップルパイとアイスワインは鉄板のペアリングです。アルパジョンのアップルポテトにはスイートポテトが入っています。
甘口ドイツワインと芋は好相性なことが多いため、もしかしたら普通のアップルパイ以上のペアリングになるのではないか??
結果は大成功でした。よい締めになりました。
・さいごに
今回の牡蠣合宿は、計画は前々から練っていましたが、当日はホントに一瞬で過ぎ去りました。
楽しい時間は体感で早く感じるというのは本当ですね。
今回の合宿をとおして、サウナ部メンバーの絆もより深まったのを実感します。
ワインの感動を共感、共有することによって仲間との絆が深まります。
「ワインとは、ただのお酒ではありません。人と人を繋げて笑顔を作ることができる存在です。」
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
この記事執筆にあたり、中原師匠、そして支えてくれたノンスタンダードの皆に感謝致します。
また、メンバーシップで学びの機会を与えてくれているクロサキナオ様にお礼を申し上げます。
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