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政治家の選び方をトップダウンからボトムアップへ

賢い人は政治家をこき下ろしてるのが楽だし儲かる。
政治家になろうというのは馬鹿か悪人。

それが今の日本の”常識”であり不幸。

もちろん現状を憂い、正したいという純粋な使命感を抱いて立ち上がる人も決して少なくないだろう。
でも使命感はいいが、往々にしてそれを実現する作戦がないのが残念なところ。

ボトムアップのイメージは

ボトムアップと言うと、政党から拾い上げられるわけでもなくましてや世襲でもない一介の一市民が個人の使命感から選挙に名乗りを上げ、駅前に立ち路地を回っては地道に支援者を増やし・・・という構図を思い描くかもしれない。
しかしそれもミクロだけどトップダウン。
その人は仲間内ではヒーローかもしれないけど、大多数の有権者にとっては良くも悪くも見知らぬ人。選挙に立候補するという”勇気ある行動”、ただそれだけである意味”立派な人”にもなる。その”立派な人”が演説をして支持者を集める。「オレにやらせろ」というその行為は紛れもないトップダウン。
話が上手く信頼できそうでも、本当は詐欺師なのかもしれない。自分たちのために何かやってくれるかもしれないと思っても、当選すれば手の平を返して私利私欲に走り保身と延命に地道を上げるだけかもしれない。

真のボトムアップとは

では真のボトムアップとは?

政治目標を共有する市民グループ

まず政治目標を共有する市民グループを作る。
例えば「日本から貧困をなくしたい」というような具体的な目標。
「日本の国益を守り、世界に大調和を生む」とか「日本を豊かに、強く」とかじゃなんだかよく分からない。

目標実現の活動

そしてその目標のために日頃から活動を行う。政治家がいようがいまいが関係ない。できることをやる。政治に働きかけもする。議員や官僚に圧力をかけ、妨害者をメディアで暴く。政治家がいれば政治にリーチするチャンネルが増えるだけで目標は変わらない。

選挙候補の擁立

そして選挙があれば、日頃の活動から代表にふさわしい人をみんなで選ぶ。
自薦立候補ではなく、周りから推されてというのがいい。政治家としての野心は邪魔だ。むしろ能力はあるけど「そんなのはちょっと遠慮したい。できればやりたくはない」という人がいい。

政治家に求める能力

今の時代、政治家にリーダーシップなんかいらない。個人に依存するリーダーシップは必ず歪んでいき、本来の目標とは無関係な野心に変わる。
必要なのはコミュニケ―ション力、プレゼン力。
国民やメディアへは、目標理念をきちんと説明して伝えられること。
他の議員には、目標実現のために交渉し説得すること。
シナリオどおりに演じる役者がいい。

前明石市長の泉房穂氏は「日本の政治の夜明けみたいな映画のようなものを作りたい」と言う。
いいね!でもそれは架空のものじゃなく、リアリティドラマにしよう。
そこにはオタクたちが奇抜奇天烈な作戦を仕掛けるだろう。
もちろん国民向けプロモーションは、ダサい演説じゃなくJ-POP 。
フロントに立つのは芸人やアイドル。
…みたいな。

キミはどう思う?


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