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リアリティドラマ シーンイメージ〜「日本初女性首相誕生 総理の言葉記録」(ドラフト)

日本初女性首相誕生

2024年。ついに日本にも女性首相が誕生した。しかも34歳という若さでさらに帰国子女のハーフ。
自民党岸田内閣の無為無策に業を煮やした国民の不満を受けた内閣不信任からの解散総選挙の結果、長年の自民党の一党独裁を打ち破り、政権交代が為された。
第一党は辛くも《自民党》だったが、第二党に大躍進の《システム民主党》が、《ユース日本》《日本から貧困をなくす党》と連立を組み指名を勝ち取り、3党連立政権が樹立された。
内閣総理大臣に指名されたのは《システム民主党》の代表観音崎ステファニー。今回初当選で指名も異例中の異例。

就任記者会見演説

観音崎総理は就任記者会見、のっけからこんなことを述べていた。

「私はいわゆる”リーダー”ではありません。この国には欧米のようなひとりのスーパーマンを想定したリーダーシップはふさわしくない。それがわたしたちに政権を委ねられた理由だと考えています。この国は皆さんの国です。国って誰だろう。政府は何をやってるんだろう。もうそんなふうに怪しむ必要はありません。国民の皆さんひとりひとりが、日本人らしく振る舞えば、この国は必ず素晴らしい国になると私たちは信じています」

「《ユース日本》さんは若者に、《日本から貧困をなくす党》さんは貧しい人たちに、私たち《システム民主党》は、国民の皆さん全員にパワーがあるという証。そして若干34歳の女性である私が総理として指名されたのは、若い女性にとってだけでなく、この国が間違いなく新しい時代を迎えたという証です」

「この国を、皆さんご自身やご自分が大好きな人の生活を、人生を、より良くするための知恵をどんどん出してください。そのためのシステムがあります。そしてみんなで決めましょう。そのためのシステムもあります。もちろん二律背反、あちらを立てればこちらが立たずということはあるでしょう。でもそれを解決する知恵は、日本人なら必ず編み出せると私たちは信じています。若い人たちも、貧困で苦しむ人たちも、皆さん方国民がのびのびと持てる力を発揮できるそのシステムをこれから作ってまいります。それが私たちの政権の役目です」

政治変革その経緯は・・・

私はフリーライター新藤ピリカ。
《システム民主党》が議員を初めて送り込んだ2021年衆院選から活動を開始した。これまでの権力争いから一線を画した彼らのスタンスに、長きに渡って停滞していた日本の政治が変革する予兆感じたのだ。
そしてそのたった3年後、戦後、いや明治維新以来の歴史的大転換が起きた。
今後の政権運営については「連立政権3党首記者会見」で述べられているので、私はこの変革が如何にして成し遂げられたのか、その経緯を彼らを取り巻く関係者に取材してみたいと思った。
どうも彼らは”独り”ではないようなのだ。


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