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サービス開始5周年を迎えた今月の出来事と当社が投資家の皆様にお伝えしたいこと

2019年6月20日、当社はサービス開始5周年を迎えました。これも日頃ご愛顧くださっている投資家の皆様のおかげでございます。いつもありがとうございます。

これを遡ること約1週間前、6月14日、当社サービスの皮切りとなった「ペルー小口債務者支援プロジェクト」シリーズにおいて、このうちの21号~45号および【ソル建て】1号の合計26本のファンドで出資金の返済と利益の分配に遅延が生じる旨のご報告をいたしました。

該当ファンドをご保有されている投資家の皆様にはご心配をおかけしている点につきまして深くお詫びいたします。大変申し訳ございません。

本件について遅延の主因を簡潔に申し上げますと、当社のペルー子会社と現地債権回収業者のジョイントベンチャー(合弁企業)で購入した債権からの回収スピードが当初想定を下回る状況になってしまったためです。

「ペルー小口債務者支援プロジェクト」シリーズの投資スキームと問題発生箇所

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出所:クラウドクレジット作成

一方で、該当ファンドの出資金の返済と利益の分配の時期は遅くなっているものの、その遅れた期間分の金利(ファンドの利益)も満額投資家の皆様にお支払いし、現時点(2019年6月14日現在)で該当ファンドすべての期待リターン(※1)に変更はございません。
※1予測される収益の年平均のこと。ここでは遅れた期間分を含めて試算。

本件の詳細につきましては運用状況のご報告の各書面(https://crowdcredit.jp/operation/index/14)に記載しておりますので、こちらをご確認いただければ幸いです。

さて、ここからは当社が組成するファンドのリスクについて改めて見ていきます。

その前にまずリスクの意味についてですが、投資におけるリスクは危険ではなく「不確実性」のことを指します。たとえば、100万円を投資して1年後確実に101万円戻ってくる(1万円の利益が出る)場合、リスク(不確実性)は0(ゼロ)ということです。

当社が組成するファンドのリスクは大きく分けると、「ローンとしてのリスク」と「海外投資のリスク」の2つ。これを細分化するとそれぞれ3つずつ、合計6つにリスクを分類することができます。ちなみに今回の「ペルー小口債務者支援プロジェクト」シリーズの遅延は「ローンとしてのリスク」の中の「貸付先の返済が遅れるリスク」に該当します。

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出所:クラウドクレジット作成

当社が組成するファンドは、そのすべてが海外の資金需要者に向けて出資金の貸付(ローン)を行う形となっており、高い期待リターンを狙うにあたってこれらのリスクを避けて通ることはできません。

もちろん、これらのリスクを軽減するために当社ができることは引き続き最善を尽くしていく所存です。しかしながら、それでも避けては通れないリスクに対して当社から投資家の皆様へお伝えしたいのは、繰り返しで恐縮ですが、やはり分散投資の徹底「全張り」(※2)を基本姿勢に据えて投資を継続していただきたいということになります。
※2『クラウドクレジットが分散投資の徹底「全張り」をおすすめする理由』(https://note.mu/crowdcredit_jp/n/n3b5c5f401f94)をあわせてご一読ください。

シンプルなことの積み重ねが長期的にリスクに見合ったリターンを実現する可能性を高めるというのを常に念頭に置いて、引き続き当社サービスをご愛顧いただければ幸いです。

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◆動画視聴はこちら
<クラウドクレジット・サービス開始5周年記念メッセージ一覧>
代表取締役杉山からのご挨拶
https://crowdcredit.jp/movie/detail/80
CFO坂本からのご挨拶
https://crowdcredit.jp/movie/detail/81
CRO/CSO太田からのご挨拶
https://crowdcredit.jp/movie/detail/82

◇ファンドの手数料およびリスクについて
ご出資いただく際の販売手数料はいただいておりません。
なお、出資に対して、年率換算で最大4.0%の運用手数料を運用開始時に(または運用開始時および2年度目以降毎年度に)いただきます。
また為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。
為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。
ファンドごとに、手数料等およびリスク内容や性質が異なります。
詳しくは、匿名組合契約書や契約締結前交付書面等をよくお読みください。

クラウドクレジット株式会社
第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2809号
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