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ハロー!ChatGPT!(烏樟新聞制作編)

★「創作大賞2023」応募規定でオールカテゴリ部門のみ応募OKとのことでしたが、かなり部分的に使っているので制作メモ(新聞記事制作部分)として使用した経緯・どこにどのように使ったか書いております。

★本編↓


〇使用経緯…


新聞記事みたいな文章が書けない。

全てはそこから始まりました。

普段からnoteにあげたり、公募に出したりするためにこつこつと創作のメモを書いているのですが、note創作大賞2023の募集を見た時に「これにしよう」と決めた時点ではこれも戯曲用の走り書きメモでした。

もともと、物語として成立させるものを違う方向にでつくらないといけない。2か月で長編新作はかけなかったし、前から「いつか使える手札を増やしておきたい」と出来ていないこともあったのでこの方向性ならなんとか実現可能だろう。

文字書きにも得意不得意があると思います。ボクは地の文が苦手です。
石橋叩き壊す性格がゆえにあれもこれもそれもと増やした結果、いつもとんでもなく読みずらくなります。それで、小学生:小説家、中学生~:脚本/詩歌、高校以降:脚本オンリー(たまに小説的な何か)という、物語を作ることは続けてもその形式は模索の末。

文字数を埋めようと思えばネタバレになり、関係ないことを書こうにもうまく文章がまとまらない。そして新聞記事のような雰囲気がでない。

そこで脳裏をよぎったのは今話題のAI技術でした。

〇創作にAIを使うの怖かった…


最初、AIを創作に使うことに抵抗がありました。
理由は「積み上げてきたものが一瞬で出来上がるのを見るのがこわい」。

青木は文章が専門ですが、学生の頃からこつこつと書きためていたり、その知識を得るために参考文献を読み漁ったり。そして、恩師の教授や職場の上司から「なんで?これはどこから?ここの説明は?」を繰り返して、今の創作に生かしている部分があります。

世の中のアイデアや作品は「楽しい」「仕事」「これ書きたい」「売れるため」…色んな理由があっても人の時間と熱量がささげられたのは事実です。余談ですが、友人が絵を書いていて、何年もかけてかいたえげつない量のクロッキー帳を過去に見せてもらったことがありました。「好きだから続いている」といってはいましたが、そのかげには年単位の努力の末は触る手が震えるほど。そのため、創作ジャンルが違っても「AIのイラストに関するニュース」は内容によって心が苦しくなるものです。

一番出すのに難儀する【個性】の部分、それを「だれでも表現できるようになる」というのは利点ですが、その利点こそ青木にとっては「畏怖」でした。便利ですごい、と知っていても「培ったものが技術に淘汰される瞬間を見るのが怖い」と、創作には使ったことはありませんでした。

しかし、


梅田:
 佐渡島さんはすごくAIに興味を持たれている印象があるんですけど、AIによって漫画制作などの物語づくりはどういうふうに変わっていくと思いますか?
佐渡島:
 めっちゃラクになると思うよ。そうなると、こだわれる部分が増える。誰もこだわろうとも思っていなかった細部までこだわれるようになるから、もっと面白い作品がたくさん出てくると思うし、もっと僕らの感情に寄り添った物語ができるんじゃないかな、と。

https://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/230410a
より引用


「なんでもできる」=「こわだわりを増やせる」というワード。

「なんでも作ってよ」と飲まれたら終わる。が、もし、共存できたなら、同じ時間でもっといいもんが作れる。これは魅力以外の何物でもない言葉に思えました。

〇新聞を作る作業内容(GPTさんとの会話)…

作業そのものは3日ともすべて同じ手順で作りました。

【青木担当】
・アイデア(原案)は考えたものを使うこと。(今回は走り書きを使用)
★もし、この時点からAIに頼るなら、それはもうほぼAIのものに思えてしまったため。
・AIで作成した文章をそのまますべて使わず、全体像をみながら修正をする。
【AI担当】
・新聞のような雰囲気を規定文章内でだしてもらう。
・ショート動画の空気を悟られない感じだけどそれない感じで、ショート動画側の情報ほぼ抜き(もしくは想像で)書いてもらう。

一例の記録として、一番最初の号外の部分を書き残そうと思います。


★改変がうまくいかずミスってしまった最初。

こわぁ…すぐできんじゃん…


同じような形式で箇条書きにしてお願いしてみました。

【青木がAIにお願いした質問内容(原文ママ)】

【タイトル】
地下劇場に複数の非合法アトリエ ジャンル・作家問わず作品が見つかる 【見出し】
行く場所のない無名アーティストの叫びか

【本文】(本文は600字程度で)まとめて欲しい)
・令成6年7月10日に見つけた
・劇場の名前は■■■劇場
・注目した作品は100点以上でまだ全体像はわかってない
・作品はグラフィティアートや廃材を使った彫刻など様々だがバンクシーを思わせる風刺調の作品やダミアン・ハーストのような生命倫理を問う作品があった。ステージを模したもの、複数人で使われたような学校の教室のような場所があった。
・個室のような場所はアトリエの奥にあり、同じ作品風の作品で固まっていたので個人のアトリエ
・現段階で作品から作者、そして首謀者を見つけることが困難を伴うことがあり、前代未聞の事件であったことから警察も劇場も考えている。

おおおおお…

【ChatGPTさんが作った初稿(原文ママ)】
【タイトル】
劇場地下に複数の非合法巨大アトリエ
ジャンル・作家問わず作品が見つかる

【見出し】
行き場のない無名アーティストの叫びか

【本文】
令成6年7月10日、都市の中心にあるある劇場の地下で驚くべき発見がなされました。その劇場の名前は■■■劇場とされていますが、その存在すら知られていなかった場所に、複数の非合法な巨大アトリエが存在していたのです。
発見された作品は100点以上に及び、まだその全貌は解明されていません。グラフィティアートや廃材を使った彫刻など、多岐にわたる作品が発見されましたが、中でもバンクシーを思わせる風刺的な作品やダミアン・ハーストのような生命倫理を問う作品が目を引きました。
アトリエの内部には大広間と個室の2つのエリアがありました。大広間は小劇場のステージを模した空間で、複数人で使用された形跡があります。学校の教室のような場所も見受けられました。一方、個室はアトリエの奥にあり、同じ作風の作品が集まっており、個人のアトリエとして利用されていたと推測されています。
現時点では、作品から作者や首謀者を特定することは極めて困難であり、この前代未聞の事件に関しては警察や劇場も頭を悩ませています。この非合法アトリエの存在は、行き場を失った無名のアーティストたちが表現の場を求めていた叫びの形だったのかもしれません。
この事件は、アート界において大きな衝撃を与えることでしょう。非合法ながらも才能あるアーティストたちの作品が発見され、その意図やメッセージが注目を浴びています。解明されないままの謎に包まれた劇場地下のアトリエ群は、これからの調査と議論の的となることでしょう。

もっとあくどい感じがいいなぁと思い、わがままを一つ言ってみました。

ほおおおお…


【ChatGPTさんが作った第二稿(原文ママ)】

【タイトル】
闇に潜む才能─劇場地下の非合法巨大アトリエ群が暴れる

【見出し】
アンダーグラウンドなアートの闇─無名アーティストたちの隠された叫び

【本文】
令年6年7月10日、都市の片隅にある劇場地下で、闇に潜む才能が暴れていた。その劇場の名前は■■■劇場と呼ばれ、一般的な観客にしかし、その地下に隠蔽されていた非合法な巨大アトリエ群が、衝撃的に明るかったのです。

発見された作品は100点以上にも及び、その内容は非常に異質で驚くべきものでした。そして特筆すべきは、バンクシーやダミアン・ハーストを思わせる作品群の存在でした。風刺的なメッセージや生命倫理を問う作品は、アンダーグラウンドなアートの闇深さを浮き彫りにしてました。

アトリエ群の内部には、大広間と個室がありませんでした。大広間は一種のアートスペースとして利用され、小劇場のようなステージや学校の教室を思わせる場所が存在しました。創作活動を行っていたのでしょう。一方、個室はアトリエの奥深くあり、個々のアーティストが自身の作風を追求していた場所でした。

以前、現段階では作品から作者や首謀者を特定することは限りなく困難である。 この事件は、謎に包まれた闇のアートシーンを警戒し、警察や劇場関係者を認めさせている。アートの世界では、無名アーティストたちが絶望的なまでに表現の場を求めており、その叫びがこの劇場地下で露出されたのかもしれない。

この衝撃的な事件は、アート界において波紋を広げています。

雰囲気がいっぺん
★AIも過労で動けなくなったり、カウンセリングしすぎて逆に病むみたいなニュースを見かけていたので区切りにお礼を言いました。不思議ですね、怖かったAIがけなげで応援したくなりました。


続いて、二つめの見出しをお願いしました。

次は同じ新聞記事内の続きの前半部分をお願いしたいです。


【青木がAIにお願いした質問(原文ママ)】

【見出しタイトル】
鍬下館長「複雑な心境」

【本文】を740字でお願いします。
・建物に劣化はなく、その間多くの人が出入りしていたが劇場地下の空間以外に建物の欠損はなく、音もしなかった。
・■■劇場は有名な名作演目・団体を国内外問わず招き、「アートの発見と人と人の輪のつながり」をモットーに掲げ建てられた新劇場で、有名な名作演目・団体を国内外問わず招き数多の公演を行った。
・こけら落としには都市部から有名劇作家のヒロツグ・ホンダ氏を迎え、
数多の賞を受賞した名作『GO-GUN,PFUTT-SO』の上演したことが記憶 
に新しい。
・劇場ということもあり、パフォーミングアーツ(演劇やダンスなどの身体 
表現)を中心としている
・劇場側はアートとの出会いのプラットフォームの役割を担うため尽力して 
いた。
・「市民の生活に潤いを与えてくれた」と評判の声も多いと関係者は言っている。
・館長の鍬下辰郎(65)は、「市民からの要望や求めらた役割を満たせるように様々なスタッフとともに考えて きた。きっと傾けきれなかった声もあると思う。しかし、今回のようなまことに【不当】でまことに【不法】 な形での申し出には大変遺憾の意である」とのことであった。

【ChatGPTさんが作った初稿(原文ママ)】
【見出しタイトル】
鍬下館長「複雑な心境」

【本文】
鍬下館長の心境は複雑でした。劇場の建物には劣化の兆候は見られず、多くの人々が出入りしていたにも関わらず、劇場地下の空間以外には建物の欠損はなく、音も響きませんでした。
■■劇場はアートの発見と人と人の輪のつながりをモットーに掲げ、有名な名作演目や団体を国内外から招き、数多くの公演を行ってきました。そのこけら落とし公演では、有名劇作家ヒロツグ・ホンダ氏の作品『GO-GUN,PFUTT-SO』が上演され、数々の賞を受賞しました。
劇場という性質からもわかるように、パフォーミングアーツ(演劇やダンスなどの身体表現)を中心に活動していました。劇場側はアートとの出会いのプラットフォームとしての役割を果たすため、様々な取り組みを行ってきました。
関係者によれば、「市民の生活に潤いを与えてくれた」という声も多く寄せられています。館長の鍬下辰郎氏は、多くのスタッフと協力し、市民からの要望や役割を満たすための努力を重ねてきました。しかし、今回のようなまったくもって不当で不法な形での申し出に対して、鍬下館長は大変遺憾の意を示しました。
鍬下館長にとって、■■劇場は彼の人生と情熱が注がれた場所であり、市民にとっても貴重な存在でした。この非合法なアトリエの発見は、劇場にとっての試練であり、鍬下館長にとっての心の傷とも言えるのです。彼の心には喜びと同時に悲しみが入り混じり、複雑な思いが交錯していたのでした。

そうそう、なんも知らん人が劇場側目線だけで書いたら出てきそうな言葉がほしかったんだ…。そうそうそうそう…ふふふ…

もうちょっと…おかわりしようかな…。


【見出しタイトル】 鍬下館長「複雑な心境」

【本文】 鍬下館長の心境は複雑でした。 劇場の建物には劣化の見られず、多くの人々が通行していたにも関わらず、劇場地下の空間以外には建物の欠損はなく、音も響きませんでした。

■■劇場はアートの発見と人の輪のつながりをモットーに、有名な名作演目や団体を勝手に招いて、何度も公演を行ってきました。そのこけら落とし公演では、有名劇作家ヒロツグ・本田氏の作品『GO-GUN,PFUTT-SO』が上映され、数々の賞を受賞しました。

劇場という性質からもわかるように、パフォーミングアーツ(演劇やダンスなどの身体表現)を中心に活動していました。 劇場側はアートとの出会いのプラットフォームとしての役割を果たすため、様々な取り組みを行っていますてきました。

関係者によれば、「市民の生活に潤いを与えてくれました」という声も多く寄せられています。 館長の鍬下辰郎氏は、多くのスタッフと協力し、市民からの要望や役割を満たすそのための努力を重ねてきました。

鍬下館長は「市民からの要望や求められた役割を満たせるように、私たち様々なスタッフと一緒に考えてきた。きっときれなかった声もあると思います。しかし、今回のようなまことに【不当】 】でまことに【不法】形状での選挙には大変な遺憾の意である」と検討しました。

■■劇場は鍬下館長にとって、彼の人生と情熱が注がれた場所であり、市民にとっても貴重な存在でした。この非合法なアトリエの発見は、劇場にとっての試練であり、鍬下館長にとっての心の傷とも言えます。 彼の心には喜び一時があり、複雑な思いが交錯していた

やっぱり、地の文とコメント入れ込みは難しいかな?
それとも一気に単語箇条書きを入れ込んで(データ容量的に)負担だったかな…。でも、そうそう、ボクが思いつかない単語で攻めてほしかったらナイス。

そして、一番最後。ボクが一番苦しんだ部分になります。
偏らせることも出来なければふわっとも書けないそんな部分。

気持ちながらのお礼と励まし。そして質問。

【見出しタイトル】
求めらるのは【芸術的価値】か【集客的価値】か

【本文】を480字でお願いします。
・芸術には様々な価値がある。
・作品自体は完成度が高いものもあり残すべきだという意見と、不当に作られたものだから器物破損等犯罪として処理しようという意見で割れている。
・【劇場敷地内の地下】に作られたということで劇場が管理をしつつ、警察と連携して関係者を探していく予定である。

はへぇ…すげぇ…

【見出しタイトル】
求めらるのは【芸術的価値】か【集客的価値】か

【本文】
芸術には様々な価値が存在します。作品自体には高い完成度を持つものもあり、その価値を認めて保存すべきだという意見があります。一方で、非合法に作成された作品であるため、器物破損などの犯罪として処理すべきだという意見も存在します。
この非合法なアトリエが劇場敷地の地下に存在したという事実から、劇場側は管理の責任を持ちながらも、警察と連携して関係者の特定に取り組む予定です。しかし、この件によって芸術の本質的な価値や役割について再び問われることとなりました。
芸術は単純に集客や商業的な側面だけで評価されるべきではなく、その芸術的な価値や表現力を重視するべきだと主張する人々もいます。一方で、劇場は一定の集客や収益を確保しなければならない現実もあります。
そこで問われるのは、このような事件を通じて芸術の価値と集客の要請とのバランスをどう取るかという点です。芸術の自由と創造性を尊重しつつ、劇場としての経営的な側面も考慮しなければなりません。
この問いかけは、芸術の本質と役割について真剣に考える契機となるでしょう。芸術的な価値を守りつつ、劇場が持つ役割や責任をどう果たすべきか、今後の議論がますます重要となっています。

【見出しタイトル】
市民芸術のあり方を問う―芸術的価値と社会的役割の葛藤

【本文】
非合法な巨大アトリエの発見により、芸術のあり方について再び問われる機運が高まっています。この事件は単なる劇場の管理問題だけでなく、市民芸術の本質と役割を問う重要な議論を巻き起こしています。

芸術は、芸術的な価値と社会的な役割の葛藤を抱えています。一方で、作品の芸術的な完成度や表現力、芸術家の個性や創造性によって評価されます。芸術的な価値は、美や感動を提供し、個人や社会に豊かさをもたらす重要な要素です。

しかし、もう一方で、芸術には社会的な役割も求められます。劇場は市民の生活に潤いを与える場として期待され、アートの発見や文化交流の場としての役割を果たしてきました。市民芸術は、多様な人々が参加し、共感や共有の場を提供することで、社会の結束や文化の発展に寄与することが期待されます。

この事件は、芸術の花形である劇場が市民芸術の一環として捉えられる契機となりました。市民芸術のあり方を問うなかで、芸術的な価値と社会的な役割のバランスが重要なテーマとなっています。

市民芸術は、芸術の自由な表現と共に、社会の多様性や課題にも向き合い、共感や共鳴を生み出す力を持っています。そのため、劇場や文化施設は単なるエンターテイメントの場だけでなく、社会的な鑑賞や参加の場としても役割を果たすべきです。

この問題について、市民や芸術関係者、行政などの関係者が真剣に対話し、意見を交換することが求められます。市民芸術のあり方を問いながら、芸術的な価値を尊重しつつ、社会的な役割を果たす新たな枠組みや取り組みの模索が必要



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