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365日日本の名建築32

長岡市にあるアオーレ長岡はアリーナと市役所が一体となった複合施設です。

大屋根に覆われた半外部の大きな広場が特徴的な建築です。

この半外部空間はナカドマと呼ばれていますが、特に役割が決められていないので利用する人達で使い方を決めることができます。

なので、日によって様々なイベントが開催されているのを目にします。

特に用途が決められていない広場があることで、訪れる人達が自由に使い方を決めることができます。

遊園地のように「この空間をこのように使って過ごして下さい。」と決められるのも面白いけど、子供の頃に行った空き地のような場所で、「何もないから自分達で遊び方を決める。」というのも面白いですね。

現代のように変化が早い時代では、その当時決められた建物の使い方では窮屈になってしまい、あげく壊してしまうこともよく見受けられます。

アオーレのナカドマのように役割が決められていない空間を設けることで、思いもがけないイベントが発生し、そこで起きたことがきっかけで出会い、将来的に多くの人を救う事業が生まれるなんてことも生じるかもしれない。

私もこの建築を参考に、日々の生活に余白を設けてみようと思います。

素敵なことが思いつくということを信じて^_^

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