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今年一級建築士学科試験を受ける人へ

もうすぐ一級建築士学科試験。

初めて受ける人もいれば何度か受けられている人もいると思います。

勉強が苦手な私は本気で挑んでいましたが、2年連続不合格になっています。

初受験のときの点数は足切り点より2点足りませんでした。

周りからは「心は折れなかったのか?」と言われましたが、なぜか私はポジティブでした。

「今年2点差なら来年合格できるだろう。」

そう思って1年間猛勉強をして次の年も学科試験を受験。でも実際は1点差で落ちました。。

そのときも「2年連続しかも僅差で不合格になって心は折れないのか?」と言われましたが、なぜか私はポジティブでした。

「今年1点差なら来年はもう大丈夫だろう。」

でももうこんな悔しい思いはしたくない。

来年は本気を超えて挑まないとたぶん受からないだろう。

ということで私は落ちたことがわかった次の日から来年の学科試験までの勉強のスケジュールを立てました。

実際2年間は資格学校に通っていましたが、もうお金がないのと、勉強の仕方はこの2年間で十分学べたので、資格学校から教材だけ購入してあとは独学で進めていくことにしました。

ただ自分がどのくらいの立ち位置にいるかが心配だったのと、試験の時間配分だけは忘れたくなかったので、毎月行われる模擬試験は受験することにしました。

プライベートな話ですが一級建築士試験を受けていた当時、私には付き合って同棲していた恋人がいました。

合格したら結婚しようと思っていましたが、不合格となってしまいとても険悪なムードになったのを覚えています。

結局その恋人とは上手くいかず別れることになり、私は恋人と住まいを失うことになりました。

辛かったのですが悩んでいても仕方がないと思い、一級建築士に合格することだけを目指して生活していました。

そんな犠牲を出しながらも次の年は足切り点を余裕のある点数で合格。

製図試験は学科試合格で勢いがついたのか、なんとしても今年合格するぞ!と猛烈な勢いをつけて合格することができました。

あれから数年が経った今となっては昔のことなので「そんなこともあったなぁ」と笑って過ごすことができますが、僅差で落ちた時はやはり愕然としていたのを覚えています。

トータル3年。
色々な犠牲を出しながらようやくつかめた一級建築士の資格証。
もらったときは心がふるえるほど嬉しかった。

普段は文句しか言わない母が「これであんたも一人前ね。安心できたわ。」と言ってくれたことも印象的でした。

これから一級建築士試験を受ける人へ。

この資格は中途半端な気持ちではまず取ることができないようになっています。

取れたらいいなみたいな中途半端はやめて本気で挑まないと合格できません。

試験直前に有休取ると周りに迷惑かけるからやめておこうかなぁ。と思っている人にいいたいのは気にせず有休たくさん取って勉強にあててください。

中途半端に有休取っても対して勉強できませんし、不合格になったらまた来年有休取ることになるくらいなら、思い切っ大量に有休取った方がいい。

お金は惜しまないでください。

資格学校に通っていて、この試験直前講義受けた方がいいのかなぁ。でも10万は高いなぁ。どうしようかなぁ。と悩むくらいなら払って受けてください。

あの時直前講義受けてたら私のように1点差で落ちなかったかもしれません。(ちなみに私は直前講義受けたかったんですがお金を払いたくなかったので受けませんでした。今でもあの時受けてたら)

資格取れたらいくらでも取り戻せますから。

是非がんばってください!

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