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オンラインカンファレンスから宴会まで。オンラインイベント向けツール、「Remo」について

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↑自分以外誰もいない会場..

緊急事態宣言が発令されて、平日は在宅ワークとなり一日家で過ごしたり、土日も人と会わず家に居続ける生活に疲れはじめてきた最近、オンライン飲み会に誘われることが増えてきました。

少数の友人との飲み会をこなして、「あ、案外オンライン飲みいけるやん..」と実感し始めていました。

そんな矢先、私は3月に転職したため、会社の歓迎会をオンラインでやってくれるパターンが何件かあり、ツールに繋いで出席しました。3~4人規模であれば話しやすかったのですが、中には10〜20人くらいのメンバーと飲み会をした結果、誰がどのタイミングで話すのかわかりづらく、結構混乱した会がちらほらありました。

かつ、どうしようもなくシャイな私は、ミュートにしながら、相手の会話に合わせて誰も居ない自宅でひたすら画面に向かって2時間頷き続ける(途中で退出するという言葉は申し訳なくて言えない。)というレアな経験をしたため、結構多人数のオンラインの飲み会って嫌だなと感じていました。

しかも回線不良で何が何だかわからないカオスなシチュエーションになったり、多人数だと成り立たないなと..。(リアルでも10人で会話するのって難しい)

今回はそんな億劫なオンライン飲み会の最中にひたすら手元で内職して偶発的に出会った、オンラインカンファレンスツールである「Remo」に結構感動したため、この場で紹介します。

Remoとは 他のオンラインツールとの違いをざっくり

ざっくりいうとオンラインのカンファレンスを行うツールです。ブラウザ上に大きなカンファレンス会場が作成され、画面上部には発表者のステージ、会場全体には4-6人掛けのテーブルが多数並べられています。そう、特徴はこの「テーブル」です。

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※公式HPより https://remo.co/

従来のオンラインアプリでは、全員が一か所のルームで話すのが主流でした。前述した通り商談や社内ミーティングであれば多少大人数であっても譲り合い精神で問題なく会話が出来るかと思いますが、飲み会や交流会であると勝手が全く違います。Remoの魅力はまさにそこで、1つのイベント上に複数のテーブルがあり、そこに座ることによって小グループでの会話が可能となります。

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※公式HPより https://remo.co/

つまり、前述した通り20人ぐらいで1つのルームで人の喋るタイミングを見ながらわちゃわちゃ喋るのではなく、少数単位での会話が可能になることで心地よく交流することが可能となります。

もっとシンプルにいうと、オープンスペース上なのに、参加者同士(好きな人同士)の雑談をクローズで楽しめる、といった点です。オンライン上の会話だと必要以上に1on1っぽくなったり、プレゼンテーションみたいな一方通行な会話となりがちというか、案外コミュニケーションから「逃げられない状況」ってあると思っていて、この複数人がいる場で違うテーブルに移るという逃げ道を作れるというか、オンラインの雑談が割と画期的なような気がしました。

Remoでできること

想定できる用途は大きく3つになると思います。

①オンラインカンファレンス、セミナー

UI上一番上にあるステージをクリックすることにより、参加者で全体に向けて発言をすることが可能です。通常仕様にてプレゼン画面のシェアが可能なこと、またスピーカー画面では参加者一覧が確認でき、かつ参加者からのQAも取ることができます。プランによってスピーカーを複数登録することが可能です。

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↑ステージをクリックするとステージ上にアイコンが表示され、

↓こんな感じでプレゼンテーション画面になる。ここで全体にアナウンスなどをすることも可能だし、QAを取ることも可能。(わざわざ画像加工して素顔を隠しましたが、カメラオフにすれば良かったですね。)

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②交流会などのミートアップ企画

50人から最大800人まで参加可能であるRemoは、ミートアップなどの交流会、同窓会に適したツールだと感じました。参加者は4〜6名のテーブルに各座り、テーブルごとの会話を楽しめるだけでなく、自由に席を移動することができ、交流を広げることが可能です。

とはいえ自分から席を移動しづらい..といった私を含むシャイな人にとって朗報なのが、主催者側でタイマーを設定できるという点です。これにより、例えば10分間1テーブルで交流した後に席替え、といった仕組みを作ることが可能となり、固定のメンバーで話し続ける、といった点を解消することができます。

①で紹介した通り主催者及び参加者はステージ上で全体に向けて呼びかけることも可能なので、MCを置き、全体アナウンスをしながら進行を進めるようなイメージになるかと思います。

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※公式HPより https://remo.co/

③小〜中規模の飲み会、二次会目的の懇親会など

何か意外と10人くらい集まっちゃった〜って時はテーブル分けるのもアリかもしれません。(オフでも10人みんなで話すか、という..。)また例えばオンライン上のイベントが終わったあとに、少人数で交流会をする、などといった用途にも適しているかと思います。

あと、私を含む壁際の人間たち。立食で会の中心にいるのが心地悪く壁際で様子を見ているフリをするのが得意な仲間たちは、座席を移動して壁際で休むことも可能です。これ、個人的に一番好きです。

料金は?

いち参加者としてイベントに参加する分には無料ですが、主催者としてイベントを開くには以下の料金価格帯となります。公式サイトの英語を 日本語でまとめました。

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↑上記マンスリー価格ですが、現在年間プランのみ、コロナによる割引もされているみたいです。詳細は下記サイトを参照ください。

※以下は公式サイトより

次回は需要があれば登録の手順や、イベント作成の段取りを記載していきます。

デモはこちら

それではよしなに。


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