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建設会社でDXインターン!! ~実施編~

株式会社クロスティホールディングス  デジタル推進室です!

当社で3月に開催した『DX体験インターンシップ』について紹介します!

インターン概要

今回 情報系の学部1年生2名を迎えて、
4日間という日程でインターンを開催しました。
学部1年生にも関わらず飛び込んでくれたのは本当に嬉しいです!!
驚きと感謝でいっぱいでした。

私達がこのインターンシップで掲げたゴールは3つ
- とにかく楽しんでもらう
- 当社の雰囲気を感じてもらう
- 少しでも成長実感を持って帰ってもらう

この3つを達成するために、様々なサポートや交流の機会を用意しました。

今回のインターンシップの活動テーマは以下になります!

テーマ『大学生活DX』

建設業界でのインターンシップなのに大学生活が題材?
という疑問もあるかと思いますが、細かい業界知識のインプットに時間を
使うよりも、学生自身が当事者意識を持って取り組める課題で最大限成長
してほしいという狙いでこのテーマにしています。

実際にどんな活動をしたのかを、
学生の成長ポイントを交えながらご紹介していきます。

活動内容① 分析・課題発見・解決策検討

大学生活DXということで、
まずは自分自身の一週間を振り返ってもらいました。

自分の行動を書き出し、その理想の状態(オレンジの付箋)と、
その理想を阻む課題(紫の付箋)を出してもらいました。

現場でのDX同様、
まずは、現状整理と理想状態の定義、
そしてその理想を阻む課題をまとめています。

その後は課題決定のために、学生それぞれが
「大学生活で大事にしている2つのこと」
を軸にマッピングしたのですが、ここが面白かったです!

個性がハッキリ出てきたところから、
2人が当事者意識をもって課題に取り組んでくれている様子が伺えました。

課題解決のワクワクを感じてもらえたのではないかと思っています。

課題を真剣に整理する様子

結果、2人とも『空き時間の自習』を課題に取り組むことになりました。

一方で背景やゴールについては、
「大学課題を空きコマで完了させたいが、手を付けるタイミングを
  締切直前まで引き伸ばしたい」

「自習したい気持ちはあるが、スケジュールを組むのが苦手で
  結局何もできていない」
と、個性が出ていました。(学生感があって良い!笑)

💡 成長ポイント "課題の本質を捉える意識"
理想を阻む事実を書き出すだけではなく、なぜ出来ないのかを深掘って
根深い課題を見つける体験をしてもらいました。

「自分の事でもこんなに難しいんだ」

という声も聞けて、この工程の難しさと重要性を感じてもらえました。

活動内容② 仕様検討とシステム開発

短い時間でアイデアを形にする体験をしてもらうために、
弊社でも活用している PowerApps を使用しました。

公式サイトはこちら ↑
  • システムのコンセプトを決め

  • 機能検討

  • 画面イメージ検討

上記を経て、8時間という短い時間での開発になりましたが、動くものを作る経験をしてもらいました。

💡 成長ポイント "目標達成のための優先順位付け"
重要な機能と細かい機能の2つを比べて、目標達成のために優先順位を決めて進めるという経験をしてもらえました。
実現可能そうな細かい機能に取り掛かってしまいがちですが、最低限必要な機能を見極めて進めることの大切さを伝えられた工程でした。

活動内容③ 成果発表

スライド資料を作って成果を発表する経験自体は、
学生生活の中で何度か経験するものですが、

今回は以下の3点を特に気にかけてスライドを作ってもらいました。

- 論理立てたストーリーを作る
- 見る人の視点を想像して作る
- フォント・色・視線の動きなどの基礎的なプレゼン知識を意識して作る

社員からサポートを受けながらスライドを作成してもらいましたが、
今まで作ったことがない完成度のスライドが出来上がったと、
嬉しそうに話す二人の様子をみてこちら側も嬉しくなりました。

今回のインターンシップでは、参加した2人がこれからの学生生活や就職活動をする際に自分の成果を適切に伝えられるように、発表準備にも力を入れました。

参加した2人のスライド資料抜粋

💡 成長ポイント "人に伝える"
この資料を見たときに相手はどんな反応をするのか想像したり、次になんの説明が欲しいのかを考えるという経験をしてもらいました。
少しのアドバイスでグンっと良くなっていく資料を見て、2人のポテンシャルの高さを感じるとともに、これからの活躍が楽しみになった瞬間でした。

発表会にて当社の代表取締役からのコメントの様子

まとめ

弊社でも初の試みだった今回のインターンシップですが、
参加者を始め、協力してくださった皆様のおかげで、
無事終えることが出来ました。本当にありがとうございました。

当社としても、今回の実施を通して色々と学びがありましたし、
あえて今回は課題をデジタルで解決と縛りを設けましたが、
途中参加者からも
「でも、本質的には別にデジタルじゃない方法でも解決できそう」
といった声もあり、その通りだよねと思う場面も多くありました。

2人の将来が少しでも広がって、
これからも様々な場所で活躍することを願うとともに、
「クロスティホールディングスという建設会社でこんな事 学んできた!」
と周りに自慢してくれる事を祈って 今回の記事を終わります。笑

最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は「実施編」でしたが、次回はインターン開催までの道のりを

「準備編」

として投稿予定です。

そちらも是非チェックしていただけると幸いです!!

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