見出し画像

GRAND TRUNK ROAD グランドトランクロード

グランドトランクロードという道をご存知だろうか?
東はバングラデシュのテクナフから、インドを北西に進行し、
パキスタンを経て、
西はアフガニスタンのカブールまでの約2400kmの道のりで、
壮大にして長大な道程であり、歴史はアジアで最も古い
行程のほとんどはガンジス川の形を辿っている。

通る道は東から順に2024年2月現在において
バングラデシュ(要ビザ)→インド(要ビザ)→
パキスタン(要ビザ)→アフガニスタン(ビザ発給不可)
なのでパキスタンとアフガニスタンの国境までしか行けないのが現状だ。

現代においてはアジアハイウェイの1号線の一部でもある。
名称が英語なのは16世紀のイギリス統治時代に舗装化整備されたから。
しかしもっと昔からは道として存在していて、かつての現地の言葉では
「ジェルナイリ・サダク(将軍の道)」や「サダク・エ・アザム(偉大な道)」
と呼ばれていた。今では普通にグランドトランクロードで通じる。


詳細は西遊旅行の説明がわかりやすいので紹介する。

こういった書籍もあった。
洋書のみの取り扱いで15000円以上する。中古4500円ぐらい。

グランドトランクロードに沿った旅行記では
これが一番近いか


道は時の権力者の力の主張であり、繁栄の証でもある。
そこに人がいて、交流、交易、交換が行われて、文明が混ざり合う
だから私は交差点が好きだし、道が好き。

余談:トランクは英語でtrunkだが辞書を見るとその意味の多いこと多いこと…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?