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伊皿子交差点と異世界の入り口

伊皿子(いさらご)交差点は古川橋から泉岳寺に抜ける道の途中の魚藍坂の坂の頂上にあたる交差点。二本榎通り(普連土学園がある聖坂につながる)と交わる。

伊皿子とは不思議な名前で
まるで由来を探ってくれと言っているようなものなので、
由来を調べてみた。

伊皿子は1660年代、明の渡来人でイン・ベイ・スと呼ばれていて
その発音に漢字を当てたのが伊皿子だった。
外国人の意味を示す「エビス」(漢字で書くと「夷」)で、発音に当て字を
当てがったようだ


ここが一番わかりやすかった↓

伊皿子交差点の特徴を少し。

魚藍坂下交差点から坂を登っていき、その頂上にある交差点が伊皿子。
交差点手前で2車線になり、左の車線が左折と直進、右の車線が右折専用レーン。
速度が出ている状態でこの方角から交差点に差し掛かると、車線選びの瞬間的な判断に戸惑う人もいるかもしれない。
なにせ交差点が頂上の向こう側なので、前方の視界が悪いのだ。

この伊皿子周辺は古いお寺も多く、散歩すると時が止まったままの景色に出くわす。
寺が多いと幽霊が出やすいのか、幽霊坂という坂もある。
あの世は、この世とは異なる世界だからこそ、異世界な訳で、
幽霊坂はその名に恥じない異空間の坂。卒塔婆がそこらじゅうにある。

矢印の区間が幽霊坂。車が一台通れるくらいの狭い道。

幽霊坂については都内だけでも10以上あるらしく
次のリンクがとても読みやすかったので紹介する。


以上で伊皿子交差点周辺の記事はおしまい。
東京は今と過去が共存し、かつ未来が常につくられ続けている特異な街。

まだまだ見どころは無限にありそうだ。

過去の近隣の記事はこちら。


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