本当に資産、増えている?
日経平均は37000にもうすぐ到達しそうな勢い。
自分は専門家でも何でもないが、投資は好きで20年以上楽しんできている。
今年から新NISAも始まり、その使い勝手の良さから、
現金という資産が証券や投資信託といった別の資産に変わっていく勢いが増している。
眠っている預金が世に放たれれば、インパクトはかなり大きい。
うちは自分だけでなく、妻も、中学生の息子も投資をし始めている。
自分は個別株も投資信託もリートもするが、
個別株は調べ物が多くて、売るのも買うのも何度か痛い目に遭わないと真贋を見極める心眼が鍛えられないが、
パッケージングされている投資信託ならハードルも高くなかろう。
(もちろん、その投資信託の商品内容は知らないといけないのだが)
私は個別株を調べるのは好きだ。
まるでポケモンのキャラクターのステータスを調べるが如く、
ドラクエのモンスターのステータスを調べるが如く、
車のスペックを調べるが如く、個別株を調べる。
さて今回本題述べたいのは、資産、本当に増えているのか?の確認だ。
日経平均もダウ平均も上がっているので、
放っておけば勝手に上がっているのは間違いないが、その上がり方は
自分の収入に占める投資に回す金額よりも上回っているか?
ということを気にしてほしい。
どういうことか。
例えば毎月5万円投資に回すとする。
年間で60万円投資したことになる。
金融商品の資産額を見ると1年間で55万増えたと書いてある。
おぉ!銀行に預けていても雀の涙なのに株や投資信託を買ったら
55万もリターンになった!と思ってしまわないだろうか?
(そもそも売却して約定しないかぎりはただの評価額に過ぎない)
これはただ、現金60万円が金融商品55万円に変化しただけだ。
もちろん金融商品だから、配当もあれば、優待もあれば、
今後の上昇による売却益の期待もあろう。
しかしだ。
この1年だけの評価で見れば、総資産は5万円減っている。
現金が他の金融商品に変わっただけだ。
55万の商品を60万で買ったということ。
だから金融商品の評価額がプラスの55万になっているからと言って喜んではいけない。
と思うのは間違った認識なのだろうか?
詳しい方いらっしゃったら、ご教授いただきたい。
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