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アーティスト滞在日誌20(仁禮洋志)

こんにちは!クロスプレイ東松山でインターンをしている唐澤です。
とがしさんに続いて、仁禮さんの滞在最終日の様子をお届けします。

利用者さんが帰られた後も、職員さんへの聞き取りを続けています

利用者さんや職員さんから聞いたお話を、現代の民話として書き起こすプロジェクトを進めてきた仁禮さん。
前日までに行なった朗読から、朗読をきっかけに会話が広がっていく様子をもう一度見たいということで、この日も全体に向けて民話を読む活動を行いました。

朝の会で朗読を行う仁禮さん。利用者さんも集中してその声に耳を傾けている様子でした。

朗読の作品は東松山に伝わる民話として利用者さんから聞き書きしたものでした。ところが他の利用者さんにはあまり馴染みのないお話だったようで、「○○沼と△△沼なら聞いたことあるけどね」「水道局に聞いてください!」といった反応。
一つのお話から共通の記憶が引き出されるのも感動的ですが、個人的な記憶からくるお話だからこそ、利用者さんそれぞれの方向に話が広がっていくのも面白いなと感じました。

朗読後は、利用者さん同士や職員さん、仁禮さんも加わり対話が繋がっていきます。

仁禮さんの作品づくりは続く

朗読が終わった後も、仁禮さんは朝のレクや帰りの会後の時間など、利用者さんが自由に過ごしている時間にテーブルに加わり、お話を聞いていました。
滞在最終日でしたが、新たな話題も生まれているようでした。

今回の滞在は、仁禮さんの作品づくりにどんな影響を与えたのでしょうか。


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