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【ビジネス書出版社社長の四方山話】短所は長所を消す

近年、教育において「短所を直すより長所を伸ばす」ということをよく聞きます。
これは、学生や子どもには良い教育方法かもしれませんが、社会人には一部の天才を除いては適当な教育方法ではないと私は思っています。

一般的に社会人として成長していくには、周囲の評価を得ながら生きていきます。そのとき、評価においては、短所が長所を消してしまいます。

例えば、コミュニケーション能力が高くても時間にルーズだと営業マンとしては結果も出ないし評価もされないでしょうし、仕事の能力が高くても体調不良で休みがちな人は重要な仕事を任せてもらえません。
自ら考え行動できても、上司に頼まれたことを毎回忘れるような部下ではチャンスをもらえないでしょうし、プレーヤーとして実績十分でも、部下をマネジメントできない上司は出世できないでしょう。

特にビジネスにおいて、顧客からのあなたへの印象は、長所より短所の方が与える影響は大きく、一回でも顧客に短所を知られてしまうと、以降は色眼鏡で見られ信頼を回復することが困難になります。

自分の長所や短所は自分で理解していないことが多いです。
言い方や言うタイミングには配慮しつつ、上司、部下、同僚関係なく、短所を直し、長所を伸ばし合う組織にしていきたいですね。

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