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ビジネス書出版社社長の四方山話

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クロスメディアグループの代表による四方山話です。毎週更新しています。
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【ビジネス書出版社社長の四方山話】天国と地獄

今、『メンターになる人、老害になる人。』という本の編集をしています。 この本では、メンターも老害も、一概に年配者のことを指しているわけではなく、例えば、バイト先の若い社員も年長者からしたらメンターにも老害にもなります。 とはいえ、一般的にメンターや老害には年配者が多く、高齢化社会が進んでいく日本では、メンター大国になるか、老害大国かになるか、どちらかで、それは国の未来に関わるような重要なことかもしれません。 若い人からすれば、メンターの多い世の中は天国で、老害の多い世の

【ビジネス書出版社社長の四方山話】キックボード

電動キックボードを購入しました。 よく、「社長は車で出社ですか?」と聞かれるのですが、これからは自転車通勤からキックボード通勤と答えることになりそうです。 先週、キックボクシングでダイエットの話をしましたが、今週からキックボードで反ダイエットの道へ進んでいます。 折りたたみ式のキックボードなので、電車や車に積んで、移動先でも活躍してくれることを楽しみにしています。 渋谷区、港区、新宿区でLOOPではない電動キックボードを運転している人を見かけたら、ほぼ私と思っ

【ビジネス書出版社社長の四方山話】本屋がいまできること

先週水曜日の朝日新聞で、ジュンク堂書店の有名書店員の福嶋聡さんが「本屋がいまできること」というテーマでインタビューを受けていました。 福嶋さんはたくさんの著書を持つ有識者で、関西出張で書店を伺ったときにたまにお会いするのですが、今度お会いしたときにいろいろとお話をしたい内容を取材では話されていました。 「書店、特に多くの本を置ける大型書店は、社会の変革器であるべきです。売上データだけに頼っていたら、今ある社会の欲望や格差の増幅器にしかなりえません」 「マーケティングや宣

【ビジネス書出版社社長の四方山話】古典芸能

趣味関心は、年とともに変わっていきます。 子供の頃、大人の嗜みには、「それの何が楽しいの?」と思うことばかりでしたが、今では自分もすっかり大人の嗜みを愉しんでいます。 大人の嗜みの1つに古典芸能があり、その中でも、能・狂言、歌舞伎、落語などは、何となく興味を持っている人は多いのではないでしょうか? 私も何となくの興味から、今では定期的に観に行くようになりました。 私の経験から、入門者が古典芸能を楽しむためのポイントは2つあります。 1つは、わかりやすい演目を選ぶこと。

【ビジネス書出版社社長の四方山話】自社商品

編集者としキャリアをスタートし、企画がなかなか出ずに悶々としていたときに、当時の編集長に、「君みたいな人は世の中にごまんといるから、自分が買いたいと思う本をつくればいいんだよ」と言われました。そして、そのアドバイスのおかげで、今日まで500冊以上の自分が買いたいと思う本をつくってきました。 毎月2、3点の自分が企画した本や自分が関係する本の原稿を読んでいますが、クロスメディアでは毎月10点前後の出版をしているので、すべての原稿に目を通すことはできていないのが実際です。 最

【ビジネス書出版社社長の四方山話】集中力と運動

棋士やゴルファーなど、経験がものを言うような世界でも、ベテランが若手に負ける場面が多く見られます。 これには、集中力が一因としてあるようで、体力が衰えることでの集中力の低下によるミスが勝負所で出てしまうからです。 加齢ではなくても、長期にわたる運動不足は心筋と骨格筋の衰えを招き、体力の低下に繋がります。そして、代謝が悪くなり、酸素や血液などの脳への栄養状態も悪化し、集中力が低下してしまいます。 そんなこともあり、私はどんなに忙しくても運動を欠かさないようにしています。