10月15日の相場振り返り
いつも貴方を応援する、パピーぬです。
ご覧頂き誠に有難うございます。
本日も、大変お疲れ様です。
さて、今日の相場の振り返りですが、早速行ってみましょう!
日本市場3指数と寄与度ランキングの確認
本日は、日経平均値上がり銘柄数205、値下がり銘柄数19で、3指数とも続伸して引けました。
東京市場は、米国市場の大幅上昇を受けて続伸スタート。ギャップアップとなり、寄付きから200日移動平均線を一気に上抜け。台湾TSMCの半導体工場建設を足掛かりに半導体製造装置の東京エレクトロンとレーザーテックも買われ、日経平均の上昇に寄与しました。その後も上昇幅を拡大し、為替同動向も追い風となり、14時過ぎからかは2万9000円台回復になりました!大引けの日経平均は517円高の2万9,068円。売買代金は2兆8,420億円。TOPIXは36ポイント高の2,023ポイント。
業種別株価指数変化率
本日の東京市場は、全ての業種が上昇する展開になりました。半導体は続伸し、今まで不調であった海運や空運が反発しました。ファナックや安川電機なども好調でした。新型コロナウイルスの感染が低水準に抑えられ、経済活動再開への機 運が高まっており、31 日投開票の衆院選を前に経済政策への期待から、日本株 への買いが断続的に入っているようです。
米市場3指数と原油、利回り、コモデティ関連
14日の米市場は揃って上昇。9月の米卸売物価指数(PPI)は市場予想を下回り、過度なインフレ 懸念が後退し、同日の米株式市場では主要企業の好決算もあって、NYダウは5営業日ぶりに反発。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指 数は続伸しました。
ラッセルや、SOX指数もプラス圏内で引けました。
21時現在の3指数先物、WTI原油、各利回りは若干の上昇となり、金先物は-1.35%、VIX指数は-10.94%大幅に低下しています。
3指数5分足
日経平均
TOPIX
マザーズ
3指数とも寄りから引けまで、右肩上りで上昇し続けました。本日は、久しぶりに強い日本市場を見ることができました!
日経平均日足一目均衡表
日経一目均衡表ですが、本日、株価はギャップアップし雲の上に抜けました。その後、上は基準線を、下は雲の上限を意識されているかのようなローソク足形になりました。明日以降は、引き続き雲の上に沿ってローソク足が上昇していくか、それとも雲の下に戻されるか様子を見たいところです。上昇した場合、29,600円程度までは上昇し、一旦の調整があると予測しています。転換線は若干ですが上向きに。遅行スパンは、株価の下にありますが、MACDとRSIを見ると【買い優勢】の転換サインが出ています。
東京エレクトロン日足一目均衡表
日本の半導体トップメーカーである東京エレクトロンの日足一目均衡表を見ていきましょう。こちらは、大きく雲を抜けています。今後は基準線の50,780円あたりがレジスタンスとなる可能性があり、そこで一旦の調整が入ると考えています。MACDはゴールデンクロス間近、RSIは53.58%と転換のサインが出ています。
ファーストリテイリング日足一目均衡表
こちらは、2022年8月期は市場予想を下回る業績見通しを発表し、失望感から売りが広がっており、株価は雲の下にいます。さらに、転換線が基準線を上抜けおり、遅行線の上に株価がありますので、引き続き【売り優勢】でしょう。月末には、雲のねじれが発生していますので、そのあたりに動きが見られる可能性があります。
日経平均CFDの今は!?
22:17時点の日経平均CFDは+86となっております。来週は、まず、今晩の米小売売上高、18日に中国7~9月期GDPが発表。また、19日に米9月住宅着工件数が発表となります。米国企業の決算発表も本格化します。注目は19日のネットフリックス<NFLX>や20日の半導体関連のASMLホールディングADR<ASML>、21日のインテル<INTC>など。米ハイテク企業の決算が良好なら、NYダウやナスダック指数は上値を試す展開が期待でき、日本市場もそれに釣られて25日線を意識されつつ上下すると思いますので、注意してください。
本日のローソク足出現翌日の判断のポイント
本日の動きから予測すると、来週は、29,300円あたりの25日単純移動平均線を意識した攻防と考えます。(28,500円〜29,500円の予想レンジという発表も出ております。)
いずれにしても、米決算と中国の動き次第といったところでしょうか。
それでは、一週間大変お疲れ様でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?