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今週(10/18〜)の相場振り返り

いつもあなたを応援する、パピーぬです!

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今週も一週間お疲れ様でした。

今週思った事

今回から、せっかくなので、自分で感じたことを書いていこうかなと思います。つまらない内容になると思いますので、飛ばしちゃってくださいね!

パピーぬが、今週思ったことは、「大人になっても、年齢に関係なく信念や価値観の違いで本気で討論することがあるんだなぁ」です。他人と討論するのはエネルギーが必要なので、避けたいと思いがちです。しかし、やはりどんな仕事でも信念を持ってやることが必要ですし、それが人の命に関わる内容の事であれば尚更です。その討論があるからこそ、業績の向上、組織力の向上につながると思いますので、それを楽しみたいと思いました。

さて、今週の相場の振り返り、早速行ってみましょう!

日本市場3指数の確認(週間)

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今週の相場のポイント

①日経平均は、2週ぶりの下落で、週後半に波乱もやや体勢立て直す。

②週初は、前週末の欧米株高引き継げず、小幅ながら反落でスタート。

③その後は、海運や半導体株などが買われ週央までは上昇基調堅持。

④週後半500円超の急落、中国恒大集団絡みで先物主導の下げ。

⑤週末は、恒大リスクの後退で切り返すも上値重い。

18日(月)  3日ぶり反落、前週急騰の反動で利益確定売優勢 

日経平均 29025.46(-43.17) 売買高10億8498万株 売買代金 2兆5295億円

前週末の欧米株高を受けて日経平均はやや高く始まったもののその後すぐにマイナス圏に沈む展開となった。前週後半の大幅高の反動もあり上値が重かった。

19日(火)  反発、米ハイテク株高受けリスク選好の買い優勢

日経平均 29215.52(+190.06) 売買高 9億9279万株 売買代金 2兆4409億円

買い優勢の展開で、後場も高値圏で売り物を吸収し190円あまり上昇した。半導体などハイテク株や海運株などへの買いが目立った。

20日(水)  小幅続伸、円安進行で朝高も買い一巡後は伸び悩む

日経平均 29255.55( +40.03) 売買高11億1780万株 売買代金 2兆7099億円

根強い買いが入り、日経平均は小幅ながら続伸。一時200円超の上昇をみせていたが伸び悩み、上げ幅は40円にとどまった。

21日(木)  3日ぶり急反落、中国恒大の株価急落受け売り優勢

日経平均 28708.58(-546.97) 売買高10億4191万株 売買代金 2兆4488億円

後場に入りにわかに反乱含みの展開となり、日経平均は540円あまりの大幅安に見舞われた。この日に香港株市場で取引が再開された中国不動産大手・恒大集団が急落し、同社の資金繰り懸念が改めて警戒され、先物主導の売り仕掛けを誘発する形に。業種別では33業種すべてがマイナスで個別株も全体の8割強の銘柄が値を下げた。

22日(金)  反発、朝安も半導体関連に買いが流入

日経平均 28804.85( +96.27) 売買高10億5124万株 売買代金 2兆4303億円

朝方に日経平均は安く始まったものの、その後切り返す動きをみせた。恒大集団による利払い報道を受け市場のセンチメントが改善した。ただ、来週から本格化する企業の決算発表を前に、上値では戻り売りが出て大引けの上げ幅は100円未満にとどまっている。(Kabutan市場ニュースより)

業種別株価指数変化率一覧(週間)

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全33業種中、27業種が下落
浜ゴム <5101> 、ブリヂストン <5108> などゴム製品が値下がり率トップ。日水 <1332> など水産・農林、日清粉G <2002> など食品、日本郵政<6178> などサービスといった内需株が売られた。ホンダ <7267> など自動車、村田製 <6981> など電機といった輸出株も総じて低調。オリックス <8591> などその他金融、T&D <8795> など保険、みずほFG <8411> など銀行といった金融株も軟調。郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> など海運が値上がり率トップ     (Kabutan市場ニュースより)

投資主体別売買動向(週間)

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海外勢は買い越し、個人と証券は売り越す展開に

東証が21日に発表した10月第2週(11日~15日)の投資部門別売買動向(現物)によると、インフレ懸念後退と円安進行で買い戻しが膨らみ日経平均株価が前週末比1019円高の2万9068円と4週ぶりに大幅反発したこの週は、海外投資家が2週連続で買い越した。買越額は4788億円と前週の4653億円から増加し2019年10月第3週以来およそ2年ぶりの大きさだった。ただ、海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物の合計で4週連続の売り越しとなった。売越額は1474億円と前週の4491億円から大幅に縮小した。現物と先物の合算では2週連続で買い越し、買越額は3314億円と前週の162億円から急拡大した。(SBI証券より)

WTI原油先物(週間)と空運銘柄(JAL、ANA)比較

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WTI原油先物(月間)とJAL(9201)ANA(9202)の株価推移比較

直近は、原油高騰による航空運賃転嫁が発生すると予測され下落。引き続き高騰していることから、週明けも注意が必要です。しかし、昨年12月28日に一時停止としたGO TOトラベルの再開がそろそろ始まると思いますので、底固めした状況を確認して拾い集めていきたいところです。

バルチック海運指数と海運銘柄(郵船、商船三井、川崎汽船)比較(月間)

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バルチック海運指数と郵船(9101)商船三井(9104)川崎汽船(9107)の株価推移比較

約4週間ぶりの低水準で、チャートをみると逆相関に見えますが、9月25日以前は指数との乖離があまりにも大きかった為であり、基本的には相関します。現在の海運銘柄は調整中であるため、特に目立った動きがなければ、一定の価格で買いが入るので、週明けは底固めの状況が続くと思います。

SOX指数と半導体銘柄比較(月間)

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SOX指数と東京エレクトロン(8035)とレーザーテック(6920)の    株価推移比較

今週は堅調な推移で上昇してきたSOX指数でしたが、金利上昇や米国ハイテク株の下落を受け、SOX指数も下落。また、インテル第3四半期の売上高が予想に届かなかったとして、9%の下落。週明けも続落が見込まれます。

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経営陣は製造技術への投資拡大を理由に収益性が向こう数年は悪化するとの見通しを示した。短期的にも、インテルの10-12月(第4四半期)見通し通りとなれば、売上高は前年に比べ3%減少し、粗利益率は6.5ポイント低下するほか、1株利益は約40%減少する。(Bloom Berg)

3指数週足一目均衡表

日経平均

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小陰線で引け。雲の上限がサポートになりそうな雰囲気です。遅行線は、もう少しで株価を超えそうな状況。転換線も上向きですが、基準線のレジスタンスを超えられるかがポイントです。MACDは、デットクロス。RSIも50%を割る勢いが見て取れます。来週も、今週末の流れを引きづる形で売り優勢かと思います。

TOPIX

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小陰線で引け。株価が雲の上の位置を保っています。遅行線は株価の上にありますので、上昇トレンドと思われます。しかし、日経平均同様MACDはデットクロス。RSIは50%を割れそうな勢いです。来週は、米ハイテク株の影響を受けて売り優勢の流れになると思われます。

マザーズ

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小陰線で引け。株価は雲の中にあり、転換線が基準線を超えそうな状況です。遅行線は、依然として株価の下に。MACDは、あと少しでデットクロスし、RSIは50%を割れそうです。来週は、金利上昇を受け、雲の下限のサポートが効くかどうか見たいところです。

中国恒大リスクは!?

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資金繰り難に陥っている中国の不動産開発大手、中国恒大集団は、本来9月23日が期限で、30日間の猶予期間の終了も迫っていた8350万ドル(約95億3000万円)相当のドル建て社債利払いを実施した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。世界の投資家が数カ月にわたり注視してきた問題が急展開した。

  非公開の取引だとして匿名を条件に話した関係者によると、中国恒大は8350万ドルを送金しており、社債保有者は猶予期間が終了する今月23日より前に利払いを受ける見通し。中国恒大の担当者はコメントを控えた。

  この数カ月、不履行を巡る観測が渦巻き、資金難の同業他社への波及でクレジット市場も動揺。一部の試算で中国経済の4分の1超を占めるとされる不動産市場への信頼感も損なわれた。

中国恒大は取引先の銀行やサプライヤー、本土の投資商品保有者への返済・支払いに必要な資金の調達に苦慮。今回の利払いは同社にとって、ドル建て社債の優先順位が予想よりも高い可能性を示唆している。

  中銀国際の呉瓊エグゼクティブディレクターは、「中国恒大の逼迫(ひっぱく)した流動性状況を踏まえると、この利払い実施は問題を先送りする試みのようにも見受けられる」と指摘しながらも、「今回のドル建て債利払いはポジティブだ。同社が資産売却に必要な時間を稼ぐことになり、秩序ある再編という基本ケースを裏付けることにもなる」と話す。

  社債利払いに関しては国営メディアの証券時報が先に報じていた。

  市場はこのニュースを好感。22日の香港市場では中国の不動産開発銘柄が値上がり。また、複数のクレジットトレーダーによれば、中国恒大のドル建て債は気配値で額面1ドルに対して一時3セント上昇。一方、香港市場では中国恒大株が7.8%値上がりする場面があった。

  中国恒大は年内にまだドル建て債の利払いが控えている。また、来年は社債の大量償還という高い壁が立ちはだかっており、オンショアならびにオフショア債で約74億ドル相当に上っている。(Bloom Bergより)

とりあえず、近々のリスクは後退したというところでしょうか。まだ、年内にドル建て債の利払いがあるという事なので、まだまだ気を抜けないところですね。早く、なんとかしてもらいたいなぁ。

来週の動きは!?

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来週は、中国恒大リスクが引き続き意識され、上記の通り、決算を予定している銘柄多数のため、積極的な買いが入りづらく、上値が重く様子見展開になりそうです。

 重要イベントとして、国内では27日、28日に日銀金融政策決定会合や29日に発表される、9月の有効求人倍率と鉱工業生産。海外では26日発表の米国9月新築住宅販売件数や28日発表の米国7-9月期GDP、29日に発表されるユーロ圏7-9月期GDP米国9月の個人所得・個人消費支出の動向に注目していきたいと思います。

来週の市場天気

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それでは、また来週も引き続き宜しくお願い致します。

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