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11月3日の相場振り返り

いつも貴方を応援する、パピーぬです。

ご覧頂き誠に有難うございます。

本日も、大変お疲れ様です。

さて、昨日の相場の振り返りですが、早速行ってみましょう!

日本市場3指数と寄与度ランキングの確認

日本市場はお休みでした。

WTI原油先物と空運・原油関連銘柄比較

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現在のWTI原油価格は、-3.86(ー4.6%)の80.05とほぼ2ヶ月ぶりの大幅続落。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で、原油在庫増加が示されました。本日の空運2銘柄は、さらに上昇すると思います。石油関連銘柄には逆風が吹きそうです。

バルチック海運指数と海運銘柄比較

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現在のバルチック海運指数は、-241(-7.03%)の3,187と続落。

引き続き下落が止まらないバルチック海運指数ですが、海運3銘柄は上昇しています。いよいよ本日郵船(12:00発表)川崎汽船(11:30発表)が決算発表を予定しておりますが、どの程度市場が織り込んでいるかというところで、どちらに株価が動くのか注意が必要です。また、決算後はバルチック海運指数の下落が意識されるところでもありますから、要注意です。

SOX指数と半導体銘柄比較

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現在のSOX指数は、+41.32(+1.16%)の3,590.17と引き続き上昇。本日の半導体銘柄は上昇基調になると思われます。

3指数日足一目均衡表

日本市場はお休みでした。

日経平均CFDの今は!?

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現在の日経平均CFDは、FOMCの発表中に+244円の29,765円と大幅上昇しております。本日は、この流れを組んで上昇すると思います。

米国市場3指数最新

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■米市場概況

きょうのNY株式市場でダウ平均は5日続伸し、最高値更新が続いてる。午後になってFOMCの結果が公表され、今月からの資産購入ペース縮小開始をアナウンスした。

 月額150億ドルづつの縮小で、来年半ばまでのタイムラインを設定した。ただ、インフレの状況次第では調整する可能性も示した。ほぼ予想通りといったところ。また、その後のパウエル議長の会見も、これまでのスタンスと概ね変化はない。市場は利上げのヒントに注目していたが、それについては言葉は少なかった。全体的には慎重姿勢を滲ませていた印象もあり、株式市場にとってはプラス要因となったようだ。

 序盤は軟調な展開となっていたが、FOMCを受けて買い戻しが強まり、ダウ平均はプラスに転じた。

 サプライチェーン問題やインフレ、労働問題、中国経済の減速懸念などマクロ環境は不安が多いものの、決算が株式市場をサポートした。これまでに報告されたS&P500企業のうち81%が予想を上回る純利益を報告している。決算発表は峠を越える中で、FOMCを通過して、株式市場が現在の好調を維持できるか注目される。

 原油相場が大幅安となったことから、エネルギー株が利益確定売りに押された。一方、産業株はFOMC後に買い戻しが見られ、IT・ハイテクも上昇。銀行はまちまちの値動きが見られている。

■個別銘柄状況

ダウ:ナイキ<NKE>、ウォルグリーン<WBA>、トラベラーズ<TRV>、アップル<AAPL>が上昇。一方、キャタピラー<CAT>、ゴールドマン<GS>、シェブロン<CVX>が下落。

ナスダック:テスラ<TSLA>、アマゾン<AMZN>、フェイスブック<FB>、AMD<AMD>といった主力株は概ね上昇。

 アクティビジョン・ブリザード<ATVI>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ただ、予想を下回るガイダンスを示したことが嫌気されている模様。

 配車サービスのリフト<LYFT>が大幅高。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの前年比で73%伸びたほか、EBITDAは予想を大きく上回った。EBITDAは第2四半期に予想外の黒字となったが、今回はさらに黒字を拡大させている。

 アパレルデザインのカプリ<CPRI>が大幅高。7-9月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。

 家庭・インテリア用品販売のベット・バス・アンド・ビヨンド<BBBY>が大幅高。前日引け後に、3年10億ドルの自社株買いプログラムを従来の予定よりも2年早い、今年末までに完了すると発表した。

 不動産情報サイトのジロー<ZG>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表したが、ITを活用した住宅短期転売事業から撤退すると発表した。

 総合ヘルスケアのCVSヘルス<CVS>が上昇。7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。(Kabutan市況ニュース)

FOMCの注目ポイント

「インフレは一時的」

前回は断定でしたが、今回は想定でした。

「テーパリングについて」

11月開始 月150億ドル縮小。2022年半ばまでに完了予定。購入ペースを調整する用意も。

「パウエル議長会見」

「テーパリングと利上げは別」を再強調した。「利上げに適した時期は考えていない。労働市場の一段の回復を目にしたいからだ」と述べた。

FOMC声明全文

[ワシントン 3日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は、この厳しい局面で米経済を支援するためにあらゆる手段を行使し、雇用最大化と物価安定という目標を促進することに全力で取り組む。

ワクチン接種の進展と強力な政策支援により、経済活動と雇用の指標は引き続き力強さを増した。このパンデミックによって最も悪影響を受けた業種はここ数カ月で改善したが、夏に新型コロナウイルスの感染者が増加したことにより回復が遅れている。インフレ率は主に一時的と予想される要因を反映し、高止まりしている。パンデミックと経済の再開に関連する需給の不均衡が、一部のセクターで大幅な価格上昇の原因となっている。経済および米国の家計や企業への信用の流れを支援するための政策措置を部分的に反映し、全体的な金融状況は引き続き緩和的だ。

経済の道筋は引き続き、ウイルスの行方に左右される。ワクチン接種の進展と供給制約の緩和が、経済活動や雇用の継続的な増大と、インフレ率の低下を支援すると予想される。経済見通しへのリスクは残っている。

委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す。インフレ率がこの長期的な目標を継続的に下回ってきたため、委員会は当面、2%をやや上回る程度のインフレ率の達成を目指す。これによりインフレ率は時間とともに平均で2%になり、長期的なインフレ期待は2%にしっかりととどまる。

これらの結果が達成されるまで、委員会は緩和的な金融政策の姿勢を維持すると予想する。委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを0─0.25%に維持することを決定し、労働市場の状況が委員会の最大雇用の評価に一致する水準に達し、インフレ率が2%に上昇して当面の間2%をやや超えるような軌道に乗るまで、この目標誘導レンジを維持することが適切だと予想する。

昨年12月以降、経済が委員会の目標に向けてさらに著しく進展したことを考慮し、委員会は純資産購入のペースを毎月、米国債で100億ドル、およびエージェンシーローン担保証券で50億ドルの縮小を始めることを決めた。今月後半から、委員会は米国債の保有を少なくとも月700億ドル、およびエージェンシーローン担保証券の保有を少なくとも月350億ドル増やす。12月から、委員会は米国債の保有を少なくとも月600億ドル、およびエージェンシーローン担保証券の保有を少なくとも月300億ドル増やす。

委員会は、純資産購入のペースを毎月同様に縮小することが適切だと判断するが、もしも経済見通しの変化によって正当化される場合は、購入ペースを調整する用意がある。連邦準備制度の継続的な証券の購入と保有は、円滑な市場機能と緩和的な金融状況を引き続き促進し、それによって家計や企業への信用の流れを支援する。

金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する。もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある。委員会の評価は、公衆衛生に関連する情報、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する。

政策決定の投票で賛成したのは、ジェローム・パウエル委員長、ジョン・ウィリアムズ副委員長、トーマス・バーキン、ラファエル・ボスティック、ミシェル・ボウマン、ラエル・ブレイナード、リチャード・クラリダ、メアリー・デイリー、チャールズ・エバンス、ランダル・クオールズ、クリストファー・ウォラーの各委員。

本日の市場は!?

<国内>

10年物価連動国債入札  
決算発表 

日本郵船、住友商、味の素、京王電鉄、テルモ、オリックス、リコー  
ソフトバンク、SUMCO、シャープ、コナミHD、任天堂、ベネフィト  
富士フイルム、トヨタ、ダイキン工  

<海外>

09:30 豪・貿易収支(9月) 122.25億豪ドル 150.77億豪ドル

16:00 独・製造業受注(9月) 0.4% -7.7%

19:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(9月)  13.4%

21:00 ブ・鉱工業生産(9月) 0% -0.7%

21:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表 0.10% 0.10%

21:30 加・貿易収支(9月)  19.4億加ドル21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  28.1万件21:30 米・貿易収支(9月) -736億ドル -733億ドル

22:00 ブ・サービス業PMI(10月)  54.622:00 ブ・総合PMI(10月)  54.7

本日は、FOMCの発表も無事に終わり米国市場と先物の動きに釣られ、東京市場も上昇になると思います。そんな中、決算発表を控えている主要銘柄も多いので、注意が必要です。

原油先物も大幅に下落したことから石油関連銘柄の動きにも注意していきたいところです。

それでは、本日も頑張っていきましょう!


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