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ナットの削りすぎを防止するGrooBar

一年前に初めてナット交換を行なって以来、かなり気軽にナットの溝の調整を行えるようになった。

いざとなれば交換できる、という自信ができたというのもあるが、それ以上に溝の削りすぎを防止するGrooBarに対する信頼が要因としては大きい。

GrooBarはただの金属の板で、ナットの溝を削る際にこの板をナットの横に置くことによって、狙った以上に溝を深く削ってしまうのを防ぐというシンプルなアイテムだ。シンプルだが効果は絶大で、正しい厚みの板を選ぶところだけは慎重にやる必要があるが、適切な板を選んでしまえば、あとはだいぶ前気軽に溝を切っていくことができる。

1.07mm、1.27mm、1.42mm、1.65mmの4種類の厚さが用意されていて、フレットの高さに合わせて少し高い板を選ぶ。本当にギリギリの弦高を攻めたかったら、もう少し細かくバリエーションがあった方が良いのかもしれないが、あまり細かくても逆に適切な厚みの板を選ぶのが難しくなりそうなので、これくらいの粒度で良いのではないかと思う。少なくとも自分の場合は不足を感じたことはない。

値段は2024年2月現在、約2,000円。この値段で溝切りの失敗が減り、気軽にナット調整ができるようになるのだから、ナット調整に挑戦する人には強くお勧めしたい。


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