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欠けた指板のインレイをレジンで直す

リフレットのための指板修正をしている中で、数箇所インレイが欠けてしまった。

そのタイミングではどうやって修復するかアイデアがなかったので、一旦そのままリフレットの作業に進んでしまったのだが、いざリフレットが終わって弾き心地を確認してみると、インレイが欠けた部分が指に引っかかり演奏に支障があることがわかったので、今更だが修理することにした。

欠けてしまったインレイを丸ごと外して新しいインレイを埋め込むよりは、欠けてしまった部分にレジンを流し込むほうが手軽そうだったので、そうすることにした。辛うじて溝が残っていたので、溝の周りをマスキングテープで保護。

作業前からわかっていたが、やはりこの作業はフレットを打ち込む前にやったほうが圧倒的に難易度が低く綺麗に仕上がったと思う。やはり面倒だからといって目を瞑って後回しにすると後でツケを払うことになる。これが今回の一つ目の反省点。

レジンの注入は100円ショップに売っていた注射器を使用した。若干注入口が大きめで期待したよりは細かい作業が難しかったが、それでもないよりはだいぶ良かった。

レジンを流し込んだ。もう少し深く溝を整えておくべきだった。溝が浅かったことで思った以上にレジンが溢れてしまった。今回の二つ目の反省点だ。

20分程度ベランダに置いておいたらレジンが固まったので、エッジの部分をデザインナイフで整えた後、高さが整うようにヤスリで削った。残念ながらエッジの部分はそこまで綺麗に直線にならなかった。これもやはり溝が浅かったのが問題だった。レジンは100円ショップで買った工作用のものを適当に混ぜただけだったが、遠目では意外と色・質感が馴染んだ。

演奏性的には問題がないこと、遠目にみればそこまで目立たないので今回は一旦これでよしとすることにした。次回同じようなことをやる時は、もう少し溝を深く丁寧に整えたいと思う。


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