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時事に強くなろう。

時事に関心がないのは僕の欠点の一つである。

自分にかかわりのないことほどどうでもよく思えてしまう。

こういうのは生来のものであるから仕方がないが、このまま放置しておくわけにもいかない。

時事に疎い社会人はどこかカッコ悪いな。

ちなみに見出しの画像は『リセス~僕らの休み時間~』に登場する情報屋のブッチだ。

主人公らが困ったときに待ってましたといわんばかりの勢いで解説を始める若干中二病気味のキャラである。



数か月前までは新聞を読む習慣があったから最低限の情報は頭に入れていた。

しかし、新聞の定期購読をやめてから加速度的に情弱化している。

そもそも新聞ってコスパ悪すぎないか。

ネットやニュースで知れる情報をわざわざ月額4000円ぐらい払って仕入れるというのはちょっと…いやかなりもったいない。

活字を読みたいなら本で十分じゃないか。

新聞好きには申し訳ない感じの文章になったが。


来年から某新聞社で記者として働く友人がいるのだが、そいつは僕と正反対で色々と情報に目ざとい。

アンテナビンビンである。

さすがジャーナリスト、一味違う。

口を開けば語尾は常に「~らしいよ」で、それに対して僕はいつも通り「へ~、そうなんだぁ」という間の抜けた相槌を決め込んでいる。

お決まりのパターンだ。

自分の情弱さを実感する瞬間でもある。


どうやら、僕は自分が興味のある物事に関する情報にしか目が行かないらしい。

自分の関心外にある情報を集めるのをめんどくさがる。

面倒くさくてもこればかりは改善しなきゃな。


好きなことだけやって生きていくなんて幻想だ。

もちろん好きなことを中心に仕事をすることは可能だが、そこにはやりたくないことが必ずあるはずで好きなことオンリーの人生なんてありえない。

社会に出て生きていくには嫌でも知らなきゃいけないこと、やらなきゃいけないことは必ずいくつか存在する。

それらは義務教育のように強制はされないが実は社会では暗黙の了解だったりするので好きじゃないからやらないというスタンスは通用しないんじゃないか。

ただ、どの能力が、どの情報が自分に必要なのかを判断するのは難しそうである。



僕の場合、世間にもっと目を向けることが好きじゃないけどやらなきゃいけないことであるのは間違いない。

社会の中で生きているのにその社会について知ろうとしないのはナンセンス極まりない。

だからもっと時事に詳しくなろう。

スマートニュースでも読んで世間に目を向けようか。

前の日のコロナ感染者数だけ確認してアプリを上にスワイプさせる毎日とはもうおさらばだ。

将来社内ではブッチみたいなキャラを確立しているかもしれない。








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