足にヤモリ
今日は本当に何もない一日だった。
いや、靴のなかにヤモリがいてそいつの切れた尻尾がうねうねとイトミミズのようにくねくねしていたことには地味に衝撃を受けたな。
そうとは知らずそのまま靴に素足を入れてしまったもんだから、尻尾のうねうねが直に足に密着してすごく不快だった。
しかし、ヤモリってやつはつくづく人間に愛されていると思う。
生き物が苦手な母に「逃がしてあげよう」と言わせるぐらいだからその愛され具合はそうとうなものだ。
家に侵入してくるところはゴキブリと大差ないのになんなんだこの格差は。
そう思うと少しばかりヤモリが羨ましい。
ヤモリが好かれる理由は二つある。
一つは縁起の良さで二つ目は外見の愛くるしさだ。
まずは縁起の良さについてだが、彼らには三つの縁起の良さがある。
上記のサイトによるとヤモリは妊娠の予兆、金運アップ、家の守り神などの象徴らしい。
妊娠前によくあらわれるから妊娠を知らせてくれるだとか、明るい場所を好むから金運アップするだとか少々眉唾ものだ。
しかし、家の守り神というのは納得している。
彼らは雑食であらゆる昆虫を食らう。
家にでる害虫であればほとんど食らう。
しかも寿命が10年~20年とかなり長く、長い間人間を外敵から守ってくれるといった印象がある。
それに彼らの見た目はかなり愛くるしい。
ペットにしたいぐらい可愛い。
目がまん丸なところとか手足がペタペタしているところとか、とにかく愛らしい。
だから人に好かれるのは当たり前なのである。
というわけで今日は久々にヤモリに出会えてよかった。
ゲージから出して彼らとルームシェアしてもいいぐらいヤモリのことは好きである。
家でヤモリを見かけても逃がすことなくそのまま家に居てくれることを心の中で願い放置するだけだ。
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