小さなポジティブ思考。
今日はLoftに行ってノートとシャーペンを買ってきた。
何のためって?
もちろん日記を書くためだ。
手書きの日記を書きたいなと前から思っていて、とりあえず今日行動に移してみた。
コロナが流行する中、巷では日記が流行ってるみたいで僕の周りにも日記を書き始めた友人がちらほらいる。
それに影響されたのだ。
日記を書くことは良いことらしい。ネットで「日記 メリット」と検索すると日記の良さに言及したブログが大量にでてくる。
日記ごときにそこまでメリットあるのかよと訝しむ。まあそこは自分で体験して評価をくだそうかな。
で、とりあえずノートを買ってみたわけだが、さっそく失敗した。
ぺージが無地のやつを選んでしまったのだ。
罫線(けいせん)が入っていないやつだ。罫線というのはぺージの行ごとに引かれている横線のことである。
罫線が入っているノートを想定していたからこれには正直度肝を抜かれた。自業自得だが。
ちなみに罫線という漢字、google翻訳の手書き機能を使うまで読めなかった。そのことにもショックを隠し切れない。
表紙に小さく「無地」と書いてあるのを見落としていたみたい。最悪。
書きにくいじゃないか。
と思った数分後、
「いやまてよ、罫線なしのノートだったら文字を書くのに気を使うわけで、美文字を書く練習になるんじゃない?」
罫線がなければ文字を横に整然と並べるようと文字の位置や形、大きさなど必然的に細かいことへ気を配る。
線に頼れば確かに文章を書くのは楽になるかもしれない。だが無地であればよりきれいな字を書こうという熱意が溢れる。
それに白紙に文章を書く機会があれば、この経験が活きるかもしれない。(そんな機会があるのか)
ちなみに僕は割と字が汚い。
というふうに小さなことだが、ポジティブに考えてしまった。
失敗を正当化しているようにも思えるが、物事をポジティブに捉えたともいえる。
日頃からこういう風な思考をしがちなのだが、些細なことでも肯定的に考えてしまう癖は割と気に入っている。
物事には二面性があって、そのうちの良い方に目を向けるというのがポジティブってことなんだろう。
ポジティブすぎるのも気色悪いが。
ネガティブさも必要だと思う。
程々なポジティブと少量なネガティブがいい塩梅だ。
無地のノートで日記を書くのが楽しみである。
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