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EQUALITYとEQUITYの図

最近、Voicyで不登校や発達障害などについて取り上げられることが多く、興味深く聴いている。
そして、聴いた後に必ず思い出す図がEQUALITYとEQUITYの違いを説明する図だ。

【引用】https://www.equitytool.org/equity/

昨年、観光やビジネスイベント(MICE)従事者を対象とした、10週間にわたるオンライン研修に参加し、そのうちのDEIに関する講義で取りあげられた内容だ。

かなり衝撃を受けた。すぐに同僚や上司と共有したかったが、英語の講義だったので、ちゃんと理解できていないかもと思い、アーカイブも見直した。でも、印象は同じ。私たちはEQUALITYで仕事をしている・・・

なんでそう思い込んでいたのか、今となっては分からないが、EQUITYの発想は無かった。少なくとも私が業務を遂行する時は(公益事業ということもあり)いわゆる「平等さ」がいつも頭にあった。

世の中はどんどん多様化する。様々な人がいて、それぞれの事情がある。もし、フェンスから野球を見る時に少し不利な条件があれば、当然、無条件で解消されるべきだし、すでに見える人には補助は不要だ。

背が低かったり、視力が悪かったり、運動が苦手だったり、発達が遅い部分があったり、身体的に不自由な部分があったり、話すのが苦手だったり、学校生活が苦手だったり・・・いろいろな人がいて、いろいろな事情があるのは当たり前のことだ。

困難な状況に直面した人が自分で何とかするのではなく、ステップ台があるのが当たり前の社会があれば素晴らしい。みんなが楽になるし、誰も困らない。